(『ゲームノベル』と表記されていますが、一般的には『ゲームブック』と表記するようなのでそれに従います)
ゲームブック『悪夢の妖怪村』の作者は江戸川乱歩賞作家、鳥井架南子さんです。(第30回、「天女の末裔」私はこちらからゲームブックに入りました。)
ご本人のゲーム好きが高じて、『ゲームブック』を出版することになったのだそうです
『悪夢の妖怪村』のストーリーは妖怪や怪物が棲むという、人里離れた山奥にある廃村のうわさを聞いた主人公。その姿をビデオに納めテレビ局に売って一儲けしようと考えます。この村から無事脱出できたら、彼の(あなたの)アドベンチャーは大成功。でなければ待っているのは、死の恐怖・・・?です。
どう『脱出』するかがポイントです。それほど難易度は高くありませんが、妖怪、怪物のキャラが面白く、村には「ファミリーゴースト」というコンビニがあるなどの設定が楽しいゲームです。
「ゲームブック」のバリエーションは豊富でしたが、(私の知る範囲ではそれまでの)どれも選択肢ごとに頻繁に『サイコロを振る』必要があり、どの目が出るか楽しくもあるのですが、ときおりめんどうにも感じました。
この点を「画期的なアイデア」(と私は思ったのですが)でクリアしたのが、『鳥井作ゲームブック』の最大の特徴です。ちょっとした工夫があり、『サイコロなし』でゲームが進められるのです。
『悪夢の妖怪村』が好評だったそうで、『悪夢のマンダラ卿』『悪夢の幽霊都市』と続編が出版され、『悪夢三部作』となりました。もっと続くかと期待しましたが、これで終わってしまいました。(三作とも現在絶版です。)
そしてこの度『悪夢の妖怪村』が、任天堂DSiのソフト(コンビニでダウンロード)としてよみがえりました。iPhoneにも移植予定とのこと。
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<こちらから、ゲームブックに興味を持った方へ。>
「絵」の感じがかなり違います。『ゲームブック』はどちらかというとカワイイです。(ホラーっぽくはありません。)
ブックの場合『ズル』はいくらもできますが、自分に厳しく遊んだほうが楽しいです!
※鳥井さんの名前はゲームブック発行当時は『加南子』と表記されていましたが、現在の表記『架南子』に従いました。