僕は、ビートたけしという芸能人をまったく分かっていなかった。
・・・と、彼の映画を観たとき痛感した。
これほどまでの才能を持っていたのか・・・、今、存命中の芸能人の中で、「天才」という言葉を当てはめられるのは、この人だけだと思っています。
しかし、ファンというのは、とかく盲目的になりがちで、好きな人物の何から何まで「好きです」ってなりがちなのだが、僕はそういうのが、はっきり言って、まったく無い。
例えば、とある、ミュージシャンの音楽のファンであっても、その人の人間的なものまで好き・・・ということがあまり無いのです。
割と、北野武は、良いな、嫌だな、という部分が、僕的にハッキリ分かれるタイプだ。
インタビューなんか読んでても、いまいち共感できないことがある。
なぜかは、分からない。
この本はどうだろう。
正直、それ相応な本だ。
ただ、「今の世の中、寡黙なんてちっとも美徳じゃないよ、自分からドンドン発言していかなきゃダメだ。」という部分はかなり共感する。
武自身は、実は寡黙な人間らしい・・・、しかし、それだからこそ、寡黙の害も気づいているのだろう。
頭の良い人だな、とは、いつも思う。