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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
被害者感情からの目線,
By とあーず "日昇堂" (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 悪党 (単行本)
「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞してから、この作者は一貫して被害者遺族の目線で小説を書かれています。今回もベースとなる主人公の加害者に対する復讐心とともに、この主人公の勤める探偵事務所に同じような犯罪被害者が加害者の今の現状知りたいという依頼を調査していく中で、加害者に対する赦しとは何なかを突き詰めていくストーリー展開には息詰まるものを感じます。読んでいる自分も、もし同じ立場に立ったらどうするか、どう考えるか、思わず考えずにいられない内容でした。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
薬丸岳4作目,
By
レビュー対象商品: 悪党 (単行本)
「天使のナイフ」、「闇の底」、「虚夢」に続く4作目。乱歩賞受賞以来、毎年、着実に1冊ずつ新作をだされています。しかもどれも質が高く、読み始めるとグッと引き込まれ、読み続けずにはいられなくなる作品ばかりです。今回の「悪党」は、角川書店の「野性時代」に掲載された連作で、基本、1話完結という形式になっています。 犯罪被害者家族からの依頼で加害者の追跡調査をいくつか実施していく中で、自らも犯罪被害者遺族である主人公・佐伯が、姉を殺した加害者達を追跡調査していくという形で話が進んでいきます。 加害者たちを追跡調査していく中で発覚する数々の事実を佐伯が葛藤しながら受け止めていく姿には心が痛くなります。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
どんな姿を見たら赦せると思えるのか,
By naonao-703 (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 悪党 (単行本)
『イン・ザ・プール (文春文庫)』奥田英朗著は精神科医。『第三の時効 (集英社文庫)』横山秀夫著は刑事。 そういう作品を連想させる探偵を主人公にしながら、探偵事務所に持ち込まれる依頼を犯罪被害者家族に設定して各章で異なる罪が出てくるので重くなりすぎす、かつ罪を赦す尺度をと問うてくる面白い構成になっている。 主人公佐伯修が探偵を続けていて続編が出るなら、また読みたいと思わせる魅力的な登場人物にも再び会いたいと思わせる。
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