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悪の読書術 (講談社現代新書)
 
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悪の読書術 (講談社現代新書) [新書]

福田 和也
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大人になる知恵を伝授する「悪」のシリーズ待望の第3弾!
知的に見せる本 バカに見える本

成熟した大人になるには、読むべき本と読んだら恥ずかしい本がある。白洲正子、村上春樹、林真理子、高村薫ら人気作家の戦略的な読み方。

内容(「BOOK」データベースより)

成熟した大人になるには、読むべき本と読んだら恥ずかしい本がある。白洲正子、村上春樹、林真理子、高村薫ら人気作家の戦略的な読み方。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061496840
  • ISBN-13: 978-4061496842
  • 発売日: 2003/10/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By XP
形式:新書
「とんでもない!」読み始めたとき、他人の目にどう写るかを気にして、読む本を選ぶなんて絶対に間違っていると思い、途中で読むのを止めようと思いました。

しかし、我慢して読み続けると、作家の評価(「司馬遼太郎死して以降、日本のパワーエリートに影響を与えられる作家は塩野さんぐらいのものでしょう」など)、日本人の知性の変容に関する指摘(これからはライトなひきこもりが主流になるのではないか など)、興味深い話(おそらく野口悠紀夫と思われる大経済学者がダニエル・キイスのファンであることを筆者がからかって激怒された など)に引きつられ、最後まで読んでしまいました。

要は、自分が楽しみのために読む本はこっそり読み、自分が読んでいることを他人に知られる本はよく選べということのようです。これなら分かります。外見もそうですが、自分のイメージアップを図るというのは、結構面倒くさいもののようです。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 作家は誰々が好き、と発言するなら、相手が自分に対してどういう反応を返してくるか計算してから言いなさい。ということがメイン・テーマです。これに沿って、この本を読む人はこんな風に思われる、とさまざまな本を紹介しています。

 確かに福田氏の言うとおりで「××を読んでいる、聴いている、××が好き」という発言一つで学校や職場での評価が変わってしまいます。そう考えると、自分の趣味を明らかにすることはなかなか怖いことでもあります。この本に書かれてあるようなしたたかな視点は自分の身を守ります。

 とはいえ、例えば白洲正子を読んでも、いまどきの日本でその価値が分かる人などほとんどいないのではないでしょうか。誰でも知っている本やマンガを読んだ上で、こういうものも読んでおくと、得点が高くなると思います。教養人になるのはけっこうですが、一般社会から浮いているのは単なる「悪い」オタクです。

 小説については、宮部みゆきを読んでもあまり知識人としては評価されない(というか福田氏自身が評価しない)ようです。自分は単純に宮部作品が好きなので、これは少し残念でした。まあでもエンターテインメントなので知識人うんぬんとはあまり関係ないと思いますが。

 この本はブックガイドとしても使えます。例えば江国香織などこれまで読もうとも思いませんでしたし、グリシャムよりできるらしいスコット・トゥローなどはこの本で知りました。

 ただ、この本に書いてあることをそのまま振りかざすのは単なる鼻持ちならないイヤミ野郎で、それこそスマートであるべき「社交」の精神に反します。

 それだけは気をつけようと思います。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
もう最初から最後まで大爆笑です。

読書術とは言っても、読書の方法についてはほとんど書いてありません。

この本の目指すところは、「社交的な」読書についてです。

これはすなわち、どのような本を読んでいることが自分にふさわしいのか、もっと言えばどのような本を持ち歩いていることが自分にふさわしいのかを考えよう、というものです。

そして、服やカバンなどのファッションには気を遣うくせに、なぜ持ち歩く本に気を遣わないのか、と読者に語りかけます。

こうした著者の主張は、どんな本を読んでいるのかということがそのままその人の内面を明らかに表してしまう、という考えに基づいています。

だから、外見を着飾るのと同じように内面も着飾っちゃおう、というわけです。

この発想は面白い。

外見に惑わされずに内面を見ろ、なんてことをよく言いますが、その内面も意識的に作り上げようというのです。

まさに「悪の」読書術ですね。

なお、この新書は女性誌に連載した記事をもとに編集したものなので、基本的に女性を相手に語りかけるような文章になっていますが、男女を問わず非常に楽しめる本だと思います。
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投稿日: 15か月前
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投稿日: 2007/6/7 投稿者: 哲学する河童
本とファッションだって同じなんだ
... 続きを読む
投稿日: 2006/7/15 投稿者: するめいか
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本は、その人の内面を洋服やその他の目に見えるものよりも多分に... 続きを読む
投稿日: 2005/7/29 投稿者: meganeさん
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投稿日: 2004/1/7 投稿者: えめふろ
現代の読書文化は「悪」を受け入れられるか
... 続きを読む
投稿日: 2003/11/17 投稿者: 雑読すん
テーマに無理はあるが楽しめる
「社交術としては、どんな本や著者の作品が適当か」というのが本のテーマ。... 続きを読む
投稿日: 2003/11/16 投稿者: マナオさん
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