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悪の教典 下
 
 

悪の教典 下 [ハードカバー]

貴志 祐介
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (57件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。2010年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第1回山田風太郎賞。

内容(「BOOK」データベースより)

高校を襲う、血塗られた恐怖の一夜。極限状態での生への渇望が魂を貪りつくしていく。風雲急をつげる超弩級のエンタテインメント。

登録情報

  • ハードカバー: 411ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/7/29)
  • 言語 日本語, 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4163295208
  • ISBN-13: 978-4163295206
  • 発売日: 2010/7/29
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (57件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 18,417位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
このミス一位に何故か輝いた今作品。ええ、ファンの私でも十分驚きました(笑)よりによって何でこれを選んだ?はっきり言って「貴志祐介ってこんなもんか」と思われても仕方ないかもしれません。文章構成は相変わらずの腕がありますが、内容は…個人的には全作品中で最下位です。
このミス一位ということで初めて貴志祐介作品に触れる方が多いかと思いますが、その前に過去の作品を是非読んでください。彼の力はこんなもんじゃないです。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
デビュー作からのファン。
唯一と言っていい、作家買いを続けてきた著者の新刊・・
期待するなという方が無理だろう。

上巻は蓮見の気持ち悪さ(人間としての機能の欠如が、ではない。こんな爽やかぶった先生がいたら胡散臭さを感じると思う)に辟易としながら、
「こんな筈ない、貴志ならきっと下巻でやってくれるさ」と言い聞かせながら読み下した。(まさに読み下した)が、
下巻でその期待はあえなく散ることになる。

申し訳ないが、今回初めて、心底「面白くない」と思った。
しかも自分の好みのジャンル(であろうと思った)にも関わらず、である。
読み終えた今もまだ信じられない。というより信じたくないといった方が正確か。

このミス一位??週刊文春一位??
選者はアホなのか?(すいません)
(そもそも東野圭吾と比較されている時点でどうかと思ってはいた)

本当にこれが、かつて、夢に見るほど心底震え上がり、それでも表紙がボロボロになり買いなおすほど読み込んだ物語を書いた作者の作品なのか。

確かに「他人の感情に全く共感できず」「利己の欲求を満たすことを最優先させる」人間が身近にいたら・・
確かに恐怖ではある。
ただし、それはあくまで設定でこちらが想像するものであり、その恐怖を文章に反映できていない。
はっきりいって全く怖くない。露ほども。微塵も。
スプラッタ描写が少ないだとかそういう直接的なことでなはない。

「黒い家」では自分の留守に家に菰田幸子が入り込み、主人公がその様子を留守電で聞いたりするシーン、
「クリムゾンの迷宮」での追われる恐怖、「天使の囀り」の未知なる生物への嫌悪、「ISOLA」の女の情念。

そういう貴志祐介にしか描けなかった「恐怖」が全く欠落している。

「硝子のハンマー」や「青の炎」も好みではなかったけれど、上記の作品とはジャンルが違う。(最初から期待していないのでスルー)
「新世界より」はまたホラーではないし、あまりのボリュームと作りこまれた世界観に入り込むまでには時間を要したが、
読み終えた後すぐに2回目を読み始めたほどの出来であった。

それなのに・・・

それとも作者の意図を読み取れない私が馬鹿なのだろうか・・・
実を言うと今でも悩んでいる。
この作品が貴志が書いたものでなければこんな葛藤はなかったはずなのだ。

著者が大変な取材好きなのは周知の事実であるし、その点においては私は絶大な信頼を置いている。
だから、他レビューにも見られるような「行動が短絡的、衝動的」「粗が目立つ。本当に天才なのか」という疑問は、
サイコパスの特長や思考回路はそういうものである、一般人には理解できないものとして捉えることはできる。

でもそんなことはどうでもいい。
何も得るものが無くたっていい。

ただ、ひたすらエンターテイメントとして面白くないのだ。
致命的であると思う。

他レビューにもあるように、会話も多く学園が舞台ということもあってか、ラノベか携帯小説かと思うような軽さ。
サクサク読み進めることはできるが、続きが気になってということではない。
もともと読みやすい文章を書く作家だが、さすがに「(笑)」が出てきた時はたまげた。そりゃないだろ、と。
主人公はイケメン設定のはずが、最初から全然魅力的でないし(恐らくこれが本書が怖くない最大の理由)
下巻に入ってからの脇役の空気感は異常。
もう一人の怪物は怪物ぶりを発揮することもなくあっさり葬られ、
伏線は投げっぱなし、字は大きいし、生徒一人一人の描写も薄すぎる。
後半はバトルロワイアルの劣化版。
とてもハードカバー2冊の価値は無い。(これは出版社のせいだろうが)

貴志作品には続編があるような、釈然としないような後味の悪い結末の作品が多いように思うが、
そこだけが今作の唯一の貴志らしさだと思う。

普段あまり小説を読まない層や、中高生には受けるかもしれない。
初めて貴志祐介に触れる方には読まないでいて欲しいくらいだ。
著者のファンで、特に初期の作品を愛する方には絶対に合わない。断言できる。
どうしても読みたいのなら、usedでの購入か文庫を待つことを強くお勧めする。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
一気に読みました。
確かに面白かったし、一気に読みましたが・・・貴志祐介作品っぽくない。
よくない意味で。ファンとしてはそこが悲しい。
上巻までは貴志氏っぽいところがあったんだけどなぁ。
貴志氏の作品でなければ期待もないので素直に★4なんですが。

『黒い家』の菰田幸子が怖かったのは
ある程度、心理学の分野から分析が成されていたからであり
またその理屈っぽさが貴志氏らしいと私は思っていたのだが。

『天使の囁き』も恐怖の正体が小難しいまでに説明され
それがゆえにその先の恐怖に怯え、本を離せなくなった。

『クリムゾンの迷宮』も細かい理由説明はなくても
ちゃんとその世界なりの論理に沿って主人公がものを考え、
ある程度それぞれのキャラクターの動きには理由があった。

でも、今回のハスミンは天才のはずなのに
結構行き当たりばったりだし、こいつ本当に頭いいのか?と疑いたくなった。
上巻まではちゃんと論理立てて動いているんだけど。
下巻はもう、ただのスプラッタ小説書きたかっただけみたい・・・

貴志氏の本の恐怖はリアリティ薄き中にも、
「一つ間違えば自分も巻き込まれるかもしれない」的なあたりが
好きだったんだけどな。
『悪の教典』のハスミンは「こんなやついねーよ」で斬ってしまえば
全然怖くなくなってしまうもので・・・。

若い学生が次々死ぬあたりは『バトルロワイヤル』に似ているが、
『悪の教典』は脇役の描写が雑で、生徒の人物像や個人の書き分けが
出来ていない分、一つ一つの死があまり意味を持たない。
生徒個々に感情移入出来る点では確実にBRの方が上。

新人作家だったら、思いっきり惹きつけてくれて
本を1日手離させないだけで十分だったと思うが、
貴志氏の他の本が大好きで仕方のない私としては、
面白かったと言いつつ、ちょっと辛口で。

ハスミンのキャラクターが宮部みゆき 著『模倣犯』のピースを思い出させました。
過剰な自信で足元すくわれるあたりも。そこは痛快でしたけどね。
けどね・・・モヤモヤ。
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最近のカスタマーレビュー
ミステリーではない
なぜサイコパスが主人公なのか?
主人公の気持ちに共感できないので、内容にのめり込めない。
貴志祐介はこんなものではないはず。
投稿日: 18日前 投稿者: ヨッシー
いろいろ無理がある
はじめはいい人のように見えた主人公がだんだんとんでもない悪党だと判ってくるのがじわりじわりとした恐怖でその筆力はすごいです。しかし、教え子に手を出すのはリスクが高... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: adong
まさかね…
下巻の駆け足感半端ないですね

こういうジャンルは嫌いじゃないものの... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ミッシェル
おもしろかった
賛否両論あるみたい
ですが私は良かったと
思います☆

あっけなく死にすぎって言う
人もいますが... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: lora
助走には成功したが、着地には失敗した感じ
自分の理想の王国作りの為、巧妙な計画犯罪で「障害物」を削除し続ける蓮見。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: YUKI
ハチャメチャな展開に閉口
上巻のハラハラさせる展開から打って変わって、全てがご都合主義のドタバタ残酷小説。
対象年齢も書いておいて欲しかった。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 黒師無双
映画化を
最後の最後まで、恐怖を持続さてたところがたまりません。
ぜひ、映画化を。
といいたいのですが、日本では無理か。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ホウセツ
「黒い家」が懐かしい
リアリティがない。ストーリーの細部に「これはありえん」という場面がひとつ、それでもうシラケテしまった。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: オナナハン
スティーブンキングにこんなのあったような。
あの「黒い家」の圧倒的な恐さと構築力はどこに行っちゃたのだろう。
このミス1位ってことでめっちゃ期待したのに、ちょっとガッカリ。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: ベエ
作りが甘いような。。。
貴志祐介の作品は結構好きで、読んでいる作品は多いのだが、この作品はディテールに甘さが目立つ。細かなところに偶然という設定が多すぎて、貴志さんの作品とは思えない。。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: Isis
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