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悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)
 
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悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書) (新書)

by 香山 リカ (著)
3.8 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

メディアでは、何か事件が起きるたび、誰が悪かったのかと犯人探しが始まる。メディアだけではなく、社会のあちこちで「悪いのは××だ!」という声が以前にも増して聞こえてくる世の中になった。そして、誰もがその後こう付け加える----「悪いのは私じゃない」。

学校が悪い、医者が悪い、会社が悪い、親が悪い、子どもが悪い、前世が悪い......

でも、だれもが「悪いのは私じゃない」と主張して、他を罰してばかりいたら、社会はばらばらになり崩壊してしまう。いったい、私たちはどうしたらいいのだろうか?

本書は、新型うつ病、モンスターペイシェント、アダチル、パワハラ、スピリチュアル・ブーム等々、医学・心理・社会・政治の多角的側面から、悪の原因特定に見られる、「悪いのは私じゃない」という他罰的傾向の淵源に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

新型うつ、モンスターペアレントにモンスターペイシェント、クレーマー、アダルト・チルドレン、児童虐待、「前世が悪い」のスピリチュアル・ブーム…日本人はいつから「悪いのは私じゃない、あなたが全部、悪いんです!私は犠牲者、被害者です!」と言いつのるようになったのか。「それは自己責任だ」と他人から責められないためには、自分のほうから他人を攻撃する“先制攻撃”しかない。この先制攻撃合戦の悪循環の中で、この国は一体どうなってしまうのだろう。今、インフルエンザに匹敵する伝染力の国民病―「悪いのは私じゃない症候群」は怖ーわいぞ。

Product Details

  • 新書: 192 pages
  • Publisher: ベストセラーズ (2009/8/8)
  • ISBN-10: 4584122393
  • ISBN-13: 978-4584122396
  • Release Date: 2009/8/8
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 3.8 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
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32 of 40 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars サクッと読める時評, 2009/8/28
By 倒錯委員長 (横浜市と夢半ば) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
ご自身が精神科医のため、本書タイトルのような文言がつくと非常に紛らわしいのだが、本書は学術書ではない。本書は現代社会を憂う「エッセイスト」香山女史による一種の時評であり、けっして彼女の専門知が語られるわけではないのであしからず。

タイトルは『悪いのは私じゃない』。多作な著者のここ最近の本のタイトルは、ご自身の心の叫びの反映か何かではないかと邪推してしまうのは僕だけだろうか。本書では、著者が臨床の現場で体験した新型うつ患者に始まり、学校、会社、はたまた自分の前世にまで矛先を向けて「悪いのは私じゃない」を振りかざし、責任逃れと他者への「悪い」のなすりつけをする、現代人特有の病を解き明かす。

僕は個人的に、著者と著者の本を勝手に「ワイドショー的知」と名付けている。統計に基づくわけじゃなし、本当に現代の日本人がかつての日本人より人のせいにするようになったのかは、定かではない。「昔からそうだったのでは?」という可能性も極めて高い(そもそも、丸山真男が日本の天皇制を「無責任の体系」と評したのは約半世紀前である)。しかし、民衆が「気分」として「現代人はそうなった」と感じている事実がある限り、それに寄り添うのがワイドーショー的知の使命なのである。

それに、本書が処方箋として提示する「悪いのは私じゃない」と言わないでおくこと、つまり困った時は助け合うという精神は、たとえ誇張だとしても重要でないわけがない。ほら、もうそろそろ東海大地震も起きそうだし。
そういうことのアナウンスとして機能するならば、この本はそれはそれでいいのではないか。読み終えてそう思ってしまった僕は悪い子ですか?
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4 of 6 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 症例収集だけでなく、エピローグの処方箋の内容をもっと充実させて欲しかった。, 2009/10/3
タイトルを、流行(はやり)の「○○症候群」とした安直感は否めないが、内容が想像出来るだけに思わず手にとってしまった。
昨今の風潮を「悪いのは私じゃない症候群」として、その症例を、体系的に収集した点は敬意を払いたい。
その本質を『他罰主義』と分析・要約するのも構わない。
しかし、「新型うつ」(非定型うつのこと)に関して元精神科医とも在ろう御仁が、『他罰の巣窟』として症候群の症例に入れてしまうのは如何なものかと思う。
いずれにしても本書の大部分は症例集であり、エピローグになってようやく『処方箋』なるものが出てくるが、内容が貧弱すぎる。分析が足りないし、元精神科医であれば読者を唸らせる様な『処方箋』を提示して欲しかった。物足りなさが残ってしまう、後味の悪さだ。
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4 of 7 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars わかりやすい内容, 2009/10/20
終わりの方まで、読みすすめて行くほど、「他罰的」とはどんなことかについて、より詳しく説明されていて、大変わかりやすかった。著者の、医師としてのエピソードなどもあちこちで触れられていて、医療界の現実や、また、大学の先生としての、エピソードも大変興味深い。題材に取り上げられている内容も、実にタイムリーなので(これは、いつも思うことなのだが)軽い感じで、サラッと読めるところが良いと思う。最近「しがみつかない生き方」も読んだが、本書も、色々参考になることが多かったと思う。
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Published 4 months ago by あやたすく

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