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悩める日本共産党員のための人生相談
 
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悩める日本共産党員のための人生相談 [単行本]

筆坂 秀世
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

離党から三年。元最高幹部の著者のもとに、
いまだ次々と舞い込む、赤裸々な悩み事の
中身とは──

「頑張っても『赤旗』は減る一方です」
「党員の高齢化が止まりません」
「まずは党内格差問題を何とかして」
貧困問題、『蟹工船』ブームを追い風に党員一万人増(!?)でも、
「革命戦士」たちの悩みは尽きないようで......。
一般党員から現役議員まで、全国から届いた数々の相談に
党歴39年の著者が懇切丁寧にお答えします。

内容(「BOOK」データベースより)

高齢化が止まりません。給与が遅れがちです。まずは党内格差問題を何とかして。離党から三年。元最高幹部の著者の元に、次々と舞い込む赤裸々な悩みの中身とは。

登録情報

  • 単行本: 190ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/11)
  • ISBN-10: 4103131519
  • ISBN-13: 978-4103131519
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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44 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この本には、「現場のナマの声」というか、苦しみ、悩みが織り込まれています。僕も20年近く党の専従をやっていましたが、今も働いているかつての同僚たちを含め、党内では経済的困窮に悩みながら、「10年1日」の如く「赤旗」が減っても選挙に負けても真剣な総括のない責任逃れの幹部の発言に振り回されているようです。僕は、数年前におさらばというか、幹部の逆鱗にふれて辞めさせられたのですが。
 たぶん、この本に出てくるような不本意に党を辞めさせられたり、辞めざるを得なかった人は相当な数にのぼるでしょう。そうしたいわば「ヤメ共」の人々が、自分の党員時代の生活を見直しながら、誇りを取り戻して地道に生きる道の建て直しをしていく上でこの本は糧になるのは間違いありません。
 現職の幹部時代の筆坂さんは、硬直した幹部ではなく、どちらかというと話のわかる、現場の痛みのわかる人だったと思います。だからこそ、国会質問でも理屈だけでなく血のかよった気迫で人をうならせることが出来たのでしょう。
 現在の共産党で、党員や支持者の相談に本にあるような形で真摯に向き合ってくれる最高幹部が一人でもいれば、状況が大きく変わるんじゃないでしょうか。「蟹工船ブーム」で「共産党追い風?」などといわれる折、共産党の実情を知る者として「唇さみし」と感じています。しかし、もっと背伸びせず足元から見つめた真の共産党像を明らかにしてこそ、本当に国民の中で活動していける党になるでしょう。筆坂さんの本を読んで、そんなことを考えました。
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26 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本共産党の内部がどういうことになっていて、どういう問題点があるかというマクロなことにご関心のある方は同じ著者による『日本共産党』を手に取られるのが良かろう。本書は、『日本共産党』と被るが、党員、特に末端党員からの相談という形でより具体的に問題点に迫っている。党員は、高齢化と党の無茶な方針と機械的な活動により大いに疲弊していることが分かる。選挙ごとに10万円カンパしている党員、自分の時間が全くない党員、病気でも赤旗を配達する党員など。かつて勢いの良かった時代の活動の形式が残り、党勢の衰えた現実を無視しているところに無理がある。情勢に応じてレーニンや毛沢東が活動スタイルを変えたようなしなやかさが党には求められると改めて感じた。
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等身大の姿 2012/2/4
By oidon00
形式:単行本
今まで私達によく見えてこなかった等身大の彼らの姿をこの本で見ることができる。上意下達の会議に次ぐ会議、問題解決の無い一方的な指導や批判、党員として赤旗の配達と集金等を日々こなすようなことは、やはり彼等も真面目とはいえ過酷で無理をしていたのだ。

また、共産党組織の官僚的に硬直した体制、陰湿な党員の状況もわかる。たとえば著者が京都の小料理屋(党員が女将)に友人を連れて飲食したことを、その女将が党に通報して友人が失職する羽目になったことなど、今まであまり表に出なかったような具体的な内部情報に満ちている。

この党に多少なりとも関りを持った事がある人には絶対面白い本。しかし暴露本のような陰湿なものではなく、離党しても尚 著者は共産党に対する愛情に満ちている。そういう意味では気持ちよく読める本だが、個人的にこの党絡みの不愉快な出来事があった人には、色々と思い出させてしまうかもしれない。
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