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悩めるアメリカ (日経プレミアシリーズ)
 
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悩めるアメリカ (日経プレミアシリーズ) [新書]

実 哲也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカに重苦しい不安が充満する。得体の知れないテロへの恐怖、グローバル化に怒れる人々、大量移民で変容する社会…。超大国で何が起き、何が変わってしまったのか。明るい未来は描けるのか。丹念な取材で「アメリカ問題」の本質を突く迫真のルポ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

実 哲也
1958年生まれ。82年に東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。経済部、二度のニューヨーク駐在、ロンドン駐在、論説委員を経て、2008年2月まで四年間、ワシントン支局長を務める。現在は論説副委員長兼編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 245ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4532260221
  • ISBN-13: 978-4532260224
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 583,608位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
グローバル化で外に開かれた経済と、対テロ戦争で内向きな政治。どちらもアメリカ国内で激しい摩擦を引き起こしている。底辺というか市井の人々を取材してその摩擦の現状を報告した。

かつては南部や大都市などに偏在していたメキシコからのヒスパニック系不法移民が今は全土に広がっている。元住民の激しい警戒感とヒスパニックの不満、しかし、ヒスパニックなしに産業は成り立たない。メキシコ人の不法入国を防ぐ国境の壁まで不法移民が作っているというジョークのような話も。NAFTAの取り決めでメキシコ人の運転するトラックが米国内に入ることになったが、アメリカのトラック野郎たちは「テロの温床になる」「環境に悪い」「俺たちが失業する」と憤る。また、高度な知識があれば安全と思いきや、いまや法務までインドにアウトソースしてしまうほどグローバル化が進んでしまった。イラク戦争などの記述もあるが、人種と経済の問題がよく描かれていた。

読んでいて、やはりグラスルーツ、底辺の生の声がアメリカを体現していると感じた。上質なルポで、アメリカの現状をよく浮き彫りにしていると思う。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
米国の論点 2008/10/17
形式:新書
 米国の諸問題。戦争、格差、移民、グローバリズムなどについて論ずる。包括的なので各問題に対する突っ込みはやや浅いが、アメリカの空気を知るには良い入門書。レビューなので詳細は書かないが、オバマの言ってる“融和”の意味がようやく理解できた。
 リベラル派の格差是正策にしても、単純に弱者保護は謳わず、グリーバル化への対応を後押しする支援策中心なのはさすが。米国の特権は、常に過ちを認めて対応できること。変化へのスピード、意欲だ。これがあるかぎり、アメリカが沈むことはないだろう。
「政策から米国色をそぎ落としても、問題は解決しない」とは良い指摘。
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