「がん」と告知を受けて、とにかく頭が真っ白になりました。何をどう準備すればよいのか?どのように情報を得ればよいのか?主治医とのつきあい方は?と。
また、「どうしてわたしががんになったの?」と悲しみや不安、やり場のない怒りなど様々な感情がわいてきます。
そういう時にこの本を読むと、自分の気持ちに起きていることは、実は当たり前のことであること、今後どのような段取りですすめていけばよいのか、相談したことがあるときにはどうすればよいのか、セカンドオピニオンを受ける場合にどのようなことを聞けばよいのか、などなど、がん患者が知っておくべき基本的な知識を得られます。
もちろん、インターネットで中身を読むことはできますが、紙媒体で持っていると安心できました。
「家族でがんになった人がいるから、どうすればよいかわかっている」という人には必要ないと思いますが、「家族の中では、自分ががんになったのが初めて」という方にとっては、マニュアルのような存在になると思います。患者本人はもちろんのこと、家族で読んで病気のこと、今後の生活のこと、仕事のことなどを相談するのに役立つと思います。
また、巻末には「わたしの療養手帳」というページがあります。コピーして活用させてもらいました。(こちらもダウンロードもできますが)
医師から聞いたいろいろなことを、整理していくのにはとても役立ちましたよ。
この本の購入を検討されている方は、がんと告知をうけた方だと思います。
お互いに希望をもって、前向きにがんばっていきましょう、この本はそういう本です。
ただし、すべてのがん患者を対象に書かれている本ですから、自分のがんの部位にあわせて、別に専門書なりを購入する必要があります。一番ほしい?「○○がんについて」みたいなところはごく簡単にしか書かれていません。病気に関する記述は、ごく一般的・・・ということで、マイナス1で☆4つとさせていただいきました。