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恥辱 (小学館文庫)
 
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恥辱 (小学館文庫) [文庫]

カーリン・アルヴテーゲン , 柳沢 由実子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

過去に囚われている二人の女性の贖罪の物語

死んだ兄をトラウマとしている女医38歳。異常な肥満で部屋に閉じこもった50代女性。過去に囚われ心に傷を持つ二人が、人生の歯車を狂わせた先に出会った時…。北欧ミステリーの女王が描くサイコサスペンスの傑作。

内容(「BOOK」データベースより)

二人には、どんな相手にも告白できないほど良心に恥じる過去があった―。母親の自慢だった、何もかも優秀な兄の死に囚われている完璧主義者の女医、三八歳。自分でからだを動すことができず、ヘルパーの手を借りずには生きていくことができない異常な肥満で部屋に閉じこもった皮肉屋、五〇代女性。深刻なトラウマのせいで、他人を信じることができないという孤独を抱えた二人が、人生の歯車を狂わせた先に出会った時…。ベスト北欧推理小説賞受賞実力派女性作家が描く、スリリングなサイコサスペンス、待望の第四弾。

登録情報

  • 文庫: 464ページ
  • 出版社: 小学館 (2007/11/6)
  • ISBN-10: 4094081526
  • ISBN-13: 978-4094081527
  • 発売日: 2007/11/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 197,827位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
静かな怖さ 2010/5/14
By キリ
形式:文庫
人間の感情にとって、何よりもやっかいなもの。
「罪悪感」をテーマにした物語。

主人公は2人の女性。
誰もが羨むエリート街道を進んできた、38歳の女医。
異常な肥満で、自分で身体を動かすことも出来ない50代の女性。

年齢的にも育ちも、住む世界が違い接点のあるはずもないこの2人。
ストーリー的にも別々の観点から描かれて行き、途中から微妙に交差し始めて
出合ってしまう。
そこから、ストーリーは更に破壊の道を突き進んで行く。

殺人事件が起こる訳でもなく、異常者が現れる話でもないのに
どこか背筋を凍らせるようなストーリー。
人間の精神が、怖い。
知らぬ間に、自分で自分を破壊させてしまうような思考。
勝手な思い込みで、善行だと信じ込み
人を追い込んでいることにも気がつかない思考。

静かに怖い。

でも、終わり方には救いがあった。
人間には「希望」があれば、生きていけるのだと
そう思わせてくれる。

罪悪感から逃れたくて、贖罪の道を捜し求める。
それは、自分を少しでも「楽」にさせてやりたいという
少しでも「息」をつかせてやりたいという
ある意味「自己防衛」が機能しているのか?

誰にでもある感情。だからこそ、人間なのだと思う。

タイトルの「恥辱」は、素直に巧い。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
カーリン・アルヴテーゲンの四作目。スウェーデンというとあまりメジャーな国ではないが、それでも四作品が翻訳されるということはやはり実力のある作家なのか。
私自身、三作目から彼女の作品を読み始めたのだが、あまりのおもしろさに読み入ってしまった。彼女の作品は登場する人物の心理描写が細かく書かれている。なので、非常にリアリティのある作品となっている。
今回登場する二人の女性についてもそれは変わらない。一人は三十八歳の医者モニカ、もう一人は五十代半ばの肥満女性マイブリットで、二人とも過去に何らかのトラウマを持っている。そんな二人が物語の中で交差していく。読む価値は十分にある作品だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前3作でファンになっていたので迷わず買いました。テーマは重いですが、ぐいぐい引き込まれて徹夜になりました。読後感も内容から想像したよりずっと明るく、登場人物の性格がしっかり描写されるので読みごたえ充分です。
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