札幌出身なので、この事件だけは頭から離れたことはない。
凄まじい腐臭立ち上る、なんという世界だろう。
ジェームズ・エルロイをも圧倒的に上回る、爛れた道警内部。
虚構ではなく、現実の世界なのだから驚愕の一言としかいえない。
それにしても、130キロの覚醒剤と2トンの大麻は、
いったいどこに消えたんだろう。
これが事実だったということがわかって少し納得した。
道新よ、腰引いてないで徹底的にやるべきではないのか。
退職した関係者を徹底的に調べて、白日の下にさらされるべきだと思う。
帯と解説を原田氏が書いていて驚いた。
東直己ファンだが、やはりノンフィクションにかなうものはない。
数多の稲葉事件を題材にした小説があるが、これで打ち止め。
藻南で自殺した方川氏等、報道で実名公表されているので、
別に仮名にしなくても良かった気がする。
取り合えず、講談社にも拍手します。よく出したということで。
後日談で、某情報誌に書いてあった。
若手が再取材を上層部に打診したところ、
道新の上層部がもう終わった事件といったようす。
道警の前に道新が終わっている。