面白いです。現生動物と化石生物を比較してその化石生物の生態を推測するという話で、恐竜に変な色を塗りたくったり、通わせる血の色で背びれの色を変化させます、などという根拠に乏しい再現とは一線を画す説得力のある生態推測をしてくれます。また、国立科学博物館の展示についても具体的に解説や難点の指摘などをしているので見学に行く前に一読するのも楽しいと思います。
ただ、解剖学的な用語――骨の部位名称など――がたくさん登場するのですが、その用語の図解が不足していて少々わかりにくいです。これで解説図がもう少ししっかりしていれば五つ星でした。