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恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた
 
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恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた (単行本)

by ピーター・D. ウォード (著), Peter Douglas Ward (原著), 垂水 雄二 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

私たちは、現在の酸素濃度が不変であると思いなしがちだ。しかし、地球が誕生して以来、酸素濃度が一定であったことはなかった。高酸素の時代に爆発的に繁栄した動物も、低酸素の時代に一匹残らず消えていく。こうして生物は進化と絶滅をくりかえしながら、いまの人類へつながっていく―。くりかえされた生物の進化爆発と絶滅を一望にする6億年の酸素濃度グラフ―ゲオカーブサーフですべてが解き明かされる。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウォード,ピーター・D.
アメリカ・ワシントン大学の古生物学、地球・宇宙科学教授。恐竜が滅んだ白亜紀=第三紀(K/T)境界絶滅など、地質年代における生物の絶滅を専門としており、多くのポピュラーサイエンス番組でもコメントをしている

垂水 雄二
1942年大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 単行本: 365 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2008/02)
  • ISBN-10: 4163699600
  • ISBN-13: 978-4163699608
  • Release Date: 2008/02
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 3.9 out of 5 stars  See all reviews (14 customer reviews)
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4 of 4 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 何度も読むのを止めてしまった, 2009/1/18
各章に「仮説x.y.・・・」と明記され、その後の文章が始まっていくのだが、その仮説がきちんと検証されている感じを受けない。言いっぱなしというか、腑に落ちない点を抱えながら次の章に進んでいく。訳もイマイチ…悪いというほど悪くはないけれど、引っかかるところが多数あり、素直に読み進められない。
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15 of 18 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 酸素! 酸素! 酸素! 酸素古生物学, 2008/2/27
By 場野量子 (大阪府) - See all my reviews
動物の細胞はすべて必要なエネルギーをATPの形で蓄えるが、ATPを合成するには酸素が不可欠である。従って、動物にとって、いかに効率的に酸素を体内に取り入れ、それをいかにしてすべての細胞に行きわたらせるかは、文字通り死活問題である。本書は最近明らかになってきた過去6億年にわたる大気中の酸素濃度の推定値をもとに、カンブリア紀から白亜紀にいたる動物の繁栄や衰退、絶滅と進化は、酸素濃度の増減が主要な原因になっているとする論説である。邦訳のタイトルは「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」となっているが、これはあくまでもその中の一つの話題に過ぎず、鳥の飛翔そのものについては論じていない。鳥類が非常に効率的な呼吸をするために必要であった気嚢システムは、その祖先である竜盤類恐竜が三畳紀の低酸素濃度を乗り切るためにすでに開発していたものだったというのが著者の主張である。

訳は残念ながらあまり分かりよいとは言えない。とくにp.250に、小惑星の落下による白亜紀末の大絶滅が「6億5000万年前」となっているが、これはいくらなんでも非常識なミスだ。
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10 of 12 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 新説の提示、という感じで読むと興味深いのでは?, 2008/2/27
もしくは、検察側の冒頭陳述。「さあ、私たちはこのように事件が起こったという証拠を提出しました。皆様のご賢察を期待いたします」の、ような。もちろん反論もあるはずです。
ウォード博士の主張は、「酸素濃度の低下によって多くの種が絶滅するが、それに対する生物の対応が、進化の多様性をもたらした」というものですが、それを「ゲオカーブサーフ」という6億年間の酸素濃度グラフや、化石資料、解剖学、DNAなどを利用して、証明していこうというものです。ですから、断定的な記述も多々見うけられるし、結構繰り返しも多いので、人によってはうんざりするかな?とも思いますが、仮説の提示なんだからしょうがないやね、と思えば、知的興奮を味わえるのではないでしょうか。
ところで、「生きた化石と大量絶滅」(青土社から2005年に出た、ウォード博士の前著)のような、ある種リリカルな感じはありませんでした。楽しみたいのなら、こちらのほうがいいかもしれません。私は、こちらに星5つ付けますよ。
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