シリーズものではないと思っていたら「バイバイスクール」「オタカラウォーズ」に続く、「夏休み三部作」シリーズの三作目だった。(と、後書きで作者本人が書いている)
武本糸絵さんのイラストがすごく素敵で、この本の面白さを倍増させてくれていた。
突如、現代に出現した恐竜が、やけに人間の視点で物事を理解しているように描かれているのにやや疑問は残るけど、「こういうもん」としてストーリーだけを考えると、すごく良かった。
登場人物の中で、イチ押しで面白いキャラクターだったのは、古生物や古代文字の研究をしている、恐竜を愛してやまない「平野龍一郎」という28歳の大人(?)だ。
大人にしては少々ネジが外れているところもあるけど、そこが魅力でもあった。
いくらあこがれの恐竜に会えたからといって、いきなり自己紹介に名刺を渡すところなんてサイコーだ!
もちろん主人公の美亜も、仲間のヒメもヒデヨシも、どこか神秘的な仁もよかった。
(ところで、なんで仁だけ名前の表記が漢字だったんだろう?仲間の一人なら、みんなカタカナ表記してもいいのに)
この本は、はやみね作品が好きな人なら絶対ハマル!
はやみね作品は初めてという人も、神秘的なものや、不思議なものが好きな人ならきっと、ハマル。
たくさんの人に紹介したい作品の一つになったぞ〜。