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「アランシア」が確立したからこそ、嵐の子マルボルダスはアランシア世界の征服という具体的野望を持った悪党となることができました。これが単に「世界征服を企む悪の大魔法使い」だったら、あまり実感がわかなかったかもしれません。
しかし下位エルフ語で「闇の子供」を意味するというマルボルダス、世界征服を企てている最後のボスとしては、あまり強くはなくて、ちょっと物足りなかったですね。それよりも、途中で登場した死の使者が、本書に登場した敵の中ではある意味最も手強く、印象に残りました。