結構評価が高いのだが、私としてはいささか不満が残る内容だった。
口述筆記なのか訳者が稚拙なのか、もともとこんな原文なのか
わからないが、どうも話があっちへいったりこっちへ行ったりまとまりがない。
戦術論かと思えば精神論になり、
ある選手を責任感があると言った数ページ後で責任感がないと言ったり。
オシム氏の言語(セルビア・クリアチア語)が難しい上、もともと言い回しが難解な人だ。
日本代表監督当時もその発言が難解でマスコミ泣かせだった人物である。
シンプルに原稿(または音声)を日本語化するだけではなく、徹底的な取材なども行い、
本人の真意を確かめながら訳さないとならないと思う。
オシム氏のサッカー理論の是非を問う以前の問題だと思った。
またレビューの高評価はうがった見方をすれば
「オシム氏が言ったから納得した」みたいな日本人的ブランド志向を感じる。