読売新聞で特集していたので、読んでみた。
三冊読んだ結果、おもしろい順に、
『老後がこわい(香山リカ)』>『おひとりさまの老後(上野千鶴子)』>『恐くないシングルの老後』だった。
この本を読んで老後が恐くなくなるのだろうか?
「老後資金でミラノに和菓子屋」「世界を舞台に空飛ぶ学長」「温泉付き友だちの村で短歌を詠む」から
「元政治家」「年金5種類受給予定」まで、そのような方々の半生が多く書かれています。
どうみても一般的な女性ではないし、また、その方々の老後というよりまだまだ老前であって、
本当の意味での老後はまだまだこれからだと思うのだが。
この本のタイトルは『続・非婚時代 〜その20年後〜』でよかったのでは。
私はその本を読んでいないので、20年前にその本を読んだ方は、
きっとこの本は興味深い内容になるかもしれない。
本を売るために注意を引くタイトルをつけるのが新書でも一般的となったが、
この新書も例に漏れず、同じで、タイトルだけが中に浮いてしまっている。
20年前に自ら選び、当時の進歩的な少数派であった非婚時代のシングル女性と、
現在のシングル女性はすでに時代のマイノリティとはいえず、
この本の現実離れ感を特徴付けていると感じた。