ファンタジー作家アデルと高校アメフト部監督のザックとの恋のお話です。
よくある体育会系筋肉ムキムキ男と文系女子の話なのね、と思うでしょうが、そこはレイチェル・ギブソン、あの手この手でいろいろと楽しませてくれます。
物語の始まりから引き込まれ、ところどころにある文字の強調が楽しく、登場人物それぞれの言葉づかいもテンポもよくて、まとまりのいい作品。スリルやサスペンスはないけれど、”おっと、そう来たか!”、という話の流れがいい。
個人的には「幸運の女神」のほうがより好みですが、本作も考え込まずに楽しんで読むには十分価値あり、だと思います。
なお、「幸運の女神」も本作もヒーローの仕事上スポーツ観戦のシーンなどがどうしても出てきますが、ルールがわからなくても大丈夫です。こんな感じなのかなーと想像しながらでも、問題なく一気読みしちゃって楽しめました。