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42 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ゆっくりと感動が伝わってくる本,
By たろさ (横浜市青葉区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 恋愛写真―もうひとつの物語 (単行本)
手にしたとき右上の「別れはいつだって思いよりも先に来る。それでもみんな微笑みながら言うの。さよなら、またいつか会いましょう。さよなら、またどこかでって。」という文章の意味が解らず、ただの宣伝文句だと思った。物語の始めから225ペ-ジまで正直に言うとただの恋愛小説かと思った。 主人公のことが好きな女性、しかし主人公は別の女性が好き、そして時が経つにつれて・・・。ありきたりな物語だと・・・しかし226ペ-ジから物語の そして最初に書いた「別れは~」の意味も解った・・・と同時に涙が止まらなくなった。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「恋空」を素晴らしい小説と思っている人たちへ、この作品を贈ります,
By
レビュー対象商品: 恋愛写真―もうひとつの物語 (単行本)
「ただ、君を愛してる」の名前で映画化されたこの作品。この市川拓司という作家。どうしていつも、ここまで狂おしいほどに切ないストーリーを書けるのだろう。彼の作品に、いわゆるハッピーエンドな結末の作品はほとんどない(あえて言えば、「そのときは、彼によろしく」はハッピーエンドなのかもしれない)。この作品もそう。決してハッピーエンドではない。切なさが残る。しかし、彼が紡ぎ出すストーリーは、美しく、そしてどこかファンタジックである。彼の作品をレビューするのは簡単ではない。独特の空気感があるからだ。この空気感を言葉で説明するのは難しい。読んで、そして感じて欲しい。強引に涙を狙って書かれている作品ではない。でも、読み終わった後、目頭が熱くなっている自分がいる。市川拓司の作品はすべて読んだ。もちろん、どの作品も素晴らしいが、僕は個人的にこの作品が一番好きである。お気に入りのドリンクを側に置き、じっくりと一行一行味わいたい、そんな作品である。「恋空」が素晴らしい作品だと思っている方には特に読んでもらいたい。「恋空」は、あくまでも中学1年生の日記。この「恋愛写真」こそが、本当の小説である。こういう作品を小説と言うのである。
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
静かに押し寄せる感動の波...,
By
レビュー対象商品: 恋愛写真―もうひとつの物語 (単行本)
彼女に借りて「世界の中心で愛を叫ぶ」を読んだ。人より感動し易いと自負していたが、大して感動できなかったので自分は恋愛小説では泣けないのではと思ってた。 さて今作について語ろうと思う。大学生活が始まって偶然出会った二人のある意味では特異な男女。二人の関係は次第に親密になるが、けして重ならない。そして唐突に彼女は姿を消してしまう...。 その日のうちにクライマックスを3回読み直しそして3回涙した。文体はウィットがあり読みやすい。状況描写もうまくその場に居合わせているかのようだ。このレピューを読んだなら是非読んで欲しい「誠人と静流」の悲しくも切ない恋物語。
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