収録作品は「恋情」「demode」「frosty」「Right Hand Heart」「うれしい!」「うれしくない!」「MIND CONVERTER '99」「MIND CONVERTER 2000」「春がそこまで」、そして描き下ろしの「愛情」の10本。
あと、今回も雑誌掲載時の初出カラー扉絵がカラー口絵として収録されています。
ありがとう竹書房!
竹書房の編集さん、今回もGJ!(-_-)b
DX版らしく、今回も初収録の雑誌から数えるとほぼ10〜15年クラスの長期熟成モノがいっぱいあります(笑)
作者もあとがきで書いてますが、本当に今(表紙や描き下ろし、カバー下のイラスト)と初期の作品では絵が違います。個人的には昔の絵も今の絵もどちらも好きなので問題ないですが、最近の深井作品しか知らない人は心の準備を(笑)。
「恋情」〜「Right hand〜」までがガチガチのドシリアス(作者いわく「しっとりゾーン」)、「うれしい!」以降後半の作品が力技で押し切るパワーギャグ(?)の世界(作者いわく「ほっこりゾーン」)と、ひとつの本に並べるにはほぼ無理のある(笑)両極端な作品が並んでいますのでその点も読む前には心の準備が必要です(笑)。
個人的には、深井作品個人的TOP3に入る「恋情」(この話を表題に持ってきてくれた竹書房の人、GJ!(-_-)b )とお気に入りのIRAのお話「Right Hand Heart」(初出の雑誌掲載が96年!)がふたたび世に出てくれたのでとても満足です。
描き下ろしの「愛情」では、「恋情」で主人公の瓜生に、「触れてもいいですか」と聞きながら手を伸ばすのに触れることができなくて戸惑ってた江見が、ちゃんと迷いながらも瓜生の頭に触れてたことに感動。
深井さんは本当にこういうところがうまいです。プロの漫画家さんとして、やはり見せ方を心得えているというか。
あと、「うれしい!」「うれしくない!」で実は主役より目立っている(笑)、伝説の脇役・タコ・・・もといテルくんが今後も麗人で一花咲かせそうな予感の作者コメントが読めたのでそこも満足(笑)。