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恋人よ〈下〉 (幻冬舎文庫)
 
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恋人よ〈下〉 (幻冬舎文庫) [文庫]

野沢 尚
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

お腹の子供の父親はあなたではないかも知れないと告げられた航平。夫になる男を愛しきれない愛永。二人の男女が結婚式の直前に出会い、再会し、そして恋をする。プラトニックな不倫小説。

内容(「BOOK」データベースより)

航平と愛永は、郵便局の私書箱を使って手紙のやりとりをはじめた。一方、航平の妻・粧子のお腹はどんどん大きくなり、嵐の夜、ついに女の子を出産する。だが生まれてきた子供は航平の子ではなかった。そしてその父親とは…。運命を引き受けた大人たちが、つまずきながらも、狂おしいほど人を想う。愛することの喜びと、苦しさを描く恋愛小説。

登録情報

  • 文庫: 317ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2001/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4344401204
  • ISBN-13: 978-4344401204
  • 発売日: 2001/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 103,770位 (本のベストセラーを見る)
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By yuko
形式:文庫
互いの結婚式で知り合い、私書箱を通して恋文を交わす愛永と航平。航平の妻、粧子に女の子が生まれ、それをきっかけに物語は加速度的に新たな展開に進んでいきます。

最初は、不倫の男女の恋愛話だと思っていました。確かに(途中までは)不倫には変わりないのですが、愛永という人のダイヤモンドのように澄み、かつ強靭ともいえる意志と、新たな命を中心にして結ばれた4人の<家族>としての関係など、不思議と純愛さ、あるいは恋愛を超えたところにある「何か」の方が勝ってるように感じます。それも自己満足やきれいごとではなく、様々な人を巻き込み傷つきあった果て、のことなのです。

愛永から航平へのさいごの手紙。予言のような手紙―「さよならではない、また会える」―そうやって紡ぎだされる人と人と自然、<いのち>の不思議な連鎖。そして、心の関係だけで人と人は愛しあい続けることは可能なのか。それはどうかわからないけど、「できる」というひとつの可能性を提示してもいます。

野沢尚という人はほんとにとんでもない人なんだなと、こんな形の純愛を書ける人は、巷でどんなに「純愛」を謳った本が人気だろうが、いないんじゃないかと思います。亡くなられたことが悔やまれます。

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By レバンネン VINE™ メンバー
形式:文庫
恋愛小説を読みながら泣いている自分に驚いた。10数年前に見たTVドラマの映像をありありと思い出し、当時の自分の状況と今を思ったのだろう。いやTV以上に感情移入してしまうのは著者の力による。人物描写が深いので登場人物の誰もが個性的で共感できるように感じるから。愛永の言動はすべてがドラマチックなのに妙な説得力があるのはなぜだか考えさせられる。こんな小説は珍しい。本当に惜しい才能を失った。
非現実的な出来事や会話が目立つ中で航平の言葉が印象的、「夫婦ってひょっとしたら、二人で一人の人間になることじゃないか・・・俺、そう思うんだ」不完全な人間同士がまともな人になるためにお互いを補完しあう、それは一つの真理だと思う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 美花絵留 VINE™ メンバー
形式:文庫
上巻を読んだ時点では、「不倫物のTVドラマ」に過ぎないといった感が否めませんでした。
ありえない偶然がいくつもあって、ちょっとできすぎだったし。
しかし、下巻に入って、航平と愛永の純愛がクローズアップされ、二人を取り巻く人々の想いが錯綜する展開に、ドキドキはらはら、最終章では涙で顔がぐしゃぐしゃの自分がいました。
確かにありえないお話ですが、小説だからこそ、こうしたドラマチックな展開に読者は感動するんでしょうね。愛永の手紙の文章がすばらしく、心を揺さぶられました。
ドラマは見ていないので、ぜひ美しい愛永・鈴木保奈美を見たいと思っています。
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