予備校でたまたま同じクラスになった名前も知らない4人の高校生がテスト中におきた停電をきっかけに惹かれあっていく話。
この物語に共感したのは、高校生という時期に、誰しも体験するであろう気になる人への切ない気持ち、また将来への漠然とした不安。
ただ単純に人を好きになり、大人になって変わっていくことへのドキドキ感。
この普遍的なテーマを濁り気なしに真っ直ぐ描いたからこそであると思う。
すごくストレート。
だからこそ終盤の展開は読者を巻き込んでやきもきさせてくれるし、ラストにはこの4人を思わず応援したくなってしまう、さわやかとした読後感を得ることができた。
彼女いない暦=年齢の僕にもどうか恋の話をさせてください。
たとえ付き合うことは無くとも、クラスに好きな子がいるだけで、毎日学校に通えたあのころへ戻れます。
どなたへもお勧めできる作品です。