人の気持ちをうつしとるドレスをつくる仕立て屋クリスと
誇り高い名門貴族の息子シャーロックの恋のお話。
前回で、親の勧める貴族の娘アディルに、
ちょっと心惹かれてしまったシャーロック。
自分でもショックだったらしく、動揺していましたが
クリスのドレスを着ていない彼女には惹かれず、一安心。
クリスへの想いを再確認したようで、読んでいる立場としても一安心です。
ここのところシャーロックのクリスへの態度にはいらだってましたが、
「さびしい?」とクリスにきいて、「いいえ」と言われときは
ちょっと同情してしまいました。
クリスは健気だけど、遠慮深いのも時には考えものかもです。
とはいえクリスは、シャーロックとの関係と同時に
恋をして変わってしまった母親のことでトラウマもあり、
自分の内側でも大変なことが多いので、
シャーロックにはもう少しはっきりしてほしい、とも思います。
いざ、というときには頼りになるのはさすがですが。
ドレスにまつわる事件の中心人物は、以前登場したアップルと
アディルの友人コーネリアという母親違いの姉妹。
クリスと、クリスの母親が正面から出会ったり、
闇のドレスにまつわる大きな動きも気になります。