漫画を読まなくなってから幾年月、この作品の存在を知ったのは実は台湾ドラマ『烈愛傷痕』を見たのが切っ掛けです。淋役のジェリー・イェンのファンだったからなのですが、見始めてすぐドラマそのものにハマってしまいました(笑)。
一条作品は『砂の城』のナタリーとフランシスもそうですが、美しい(←かなり重要)大人の女性とすこぶる魅力的な(←と~っても重要)年下の男性が織り成す男女の恋愛の究極の姿が描かれていて、読者を潤いのない日常から一気に上質なフランス映画の世界へトリップさせてくれます(^^)v
ドラマでは描かれていなかった更紗をめぐる亮と淋の兄弟対決の場面も修羅場なのにどこか粋な感じがしてしまうのは、恋愛少女漫画家第一人者たる作者のセンス以外のなにものでもないと思います。
読後お洒落な喫茶店でカフェオレが飲みたくなる、そんな名作です。