そりゃレイチェル・マクアダムスは脇役でも完全に画面をかっさらう程に魅力的ですよ。(ウェディング・クラッシャーズとか)でも今回のこの映画では108分ずーっとでずっぱりで、尚且つずーっとキュートであるというとんでもない事になってます。猪猛突進あるのみで成功を勝ち取るキャラクターなのに、こんなに嫌味のないことでいいのでしょうか?彼女も含め全編爽やかな映画です。やはりメラニー・グリフィスが魅力的だった“ワーキングガール”という傑作もありましたが、あちらは爽快感の奥には若干ドロドロしたところがありました。こちらの傑作は全員が憎めないキャラクターばかりが勢ぞろいしているのに、どんどん盛り上がっていってしまって実に爽快という何とも不思議なことになってます。それもこれも全てレイチェル・マクアダムスの魅力のおかげと言い切ってしまってもいいのですが、流石にハリソン・フォード、ダイアン・キートンこの2人が本当にこの彼女のピチピチな弾け方に喰われることなく、い〜い味を出してます。むしろこのクレジットタイトルも堂々とトップに出る若きヒロインを大いに盛り上げるべく脇役に徹しているのも素晴らしい。Mr.ハリソンも“ワーキングガール”の時よりずっといいんです。とにかく温かく、感動的な映画なのですが、腹をかかえて笑えるというのもまた素晴らしい。笑いと感動とラブコメ度とドラマチックさのバランスが最高にいいです。2回3回と何度見ても毎回レイチェル・マクアダムスのくるくる変わる表情に釘付けですので、字幕を追っている暇なんて全くなくて自然と英語の勉強にもなります。これは奥さんや彼女に付き合ってしぶしぶ見始めた男の方がついはまってしまうという映画ではないでしょうか?