10万部突破のベストセラー『AV女優』、
下咽頭癌の声帯全摘出手術により、
声を失った自らの闘病生活を綴った『声をなくして』など、
インタビューの名手/作家として名を馳せた、永沢光雄。
2006年11月1日、肝機能障害により、死去。享年47。
この小説に描かれる男女は、みな不器用にもがきながら、
懸命に`いま'を生きています。
弱い部分を受け入れながら、
歩みを止めないまっとうな強さも持っています。
永沢光雄の眼差しは、突き放すことも寄り添うこともなく、
純粋なほどまっすぐに登場人物へと注がれています。
かつてノンフィクション作家として、
多くの人生と向き合ってきたからこそ
描くことができたであろうリアリティが、
読む者の胸を打ちます。
本書はガン発病までの2年間、
ユースカルチャー・マガジン「バースト」に連載した
小説26篇を集成した、
作家・永沢光雄の新境地となる珠玉の短篇集です。
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