著者はテレビのキャスターやコマーシャルで見かけて少し興味を持っていたので読んでみましたが、大変がっかりしました。もう少しインテリジェンスのある人かと、勝手にイメージから想像していた私が間違っていました。
最初から最後まで全ての項目に亘って、とにかくフランスと日本、フランス人と日本人の比較で、フランス賞賛!のみです。もううんざりです!著者自身がハーフなので自分の中のフランス人的感覚や考え方を暗に、いえ堂々と自慢しているだけです。
パリの各界で活躍している8人の女性にインタービューしてカッコいい生き方のヒントを得ようとしているのはいいのですが、”日本人女性についての意見を聞いて、相手がせっかく日本人の良さを指摘してくれているのに、それに対してフォローが全くないのです。半分は日本人の血が流れているのなら、少しは日本人の良さ、美徳を認めれば?結局自分は一般的な日本人女性とは違うわよ、という優越意識が見え見え。そんなにフランスがいいなら、中途半端に日本に住んで、メディアに出たりしないで、フランスに帰れば!!と思ってしまう。結局彼女は両方のいいところ取りをしているだけ。
インテリジェンスがある大人なら、単純に二国を比較して優劣を語れるはずがないことぐらい理解しているはずです。国民性、政治、文化、歴史など全てのものが異なるし、日本、日本人を誇りに思うことはたくさんある!と私自身海外を多く旅して感じています。
読んだ後、非常に不快な気持ちになり、その日のうちに捨てました。