5巻でフィジカル的には完全に森永君に陥落したような宗一先輩。
しかしそうは容易く、心までも委ねることができない先輩の葛藤が
森永君を知らず知らず傷つけてしまいます。
何度も体を重ねていながら「愛されてない・・・」と自信を失ってしまった森永君。
両親の無理解や、最愛の人にも必要とされていないという彼の自虐的なまでの思い込みが
森永君自身を崖っぷちまで追い詰めてしまいます。
この6巻のHシーンは今までで一番エロチックでありながら、今までで一番切ないものでした。
先輩の求める言葉を欲しがりながら執拗に攻める森永君の目がこんなに悲しく辛く見えたのは
初めてです。
だからこそ森永君の正気を取り戻し精一杯の抱擁で応えた先輩がまるで聖母のように見えました。
この6巻で初めて巽兄弟の父親が登場します。
またチャレンジャーズカップル、先輩の弟巴君とその恋人黒川さん。
黒川さんの友人である磯貝さんも3巻に続いて再登場。
このあたりはチャレンジャーズ時代を思い起こさせるドタバタコメディで
黒川さんに対してはあいかわらず強気で暴君な宗一先輩が楽しい。
描き下ろしも、本編では笑顔の少なかった森永君がなんとも素敵に無邪気な笑顔を
見せてくれます。宗一先輩の動揺赤面っぷりも可愛い。
見所満載、読み応え萌えどころたっぷり。7巻が早くも楽しみでなりません。