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恋する原発 [単行本]

高橋 源一郎
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商品の説明

内容説明

【内容紹介】
あなたは、この小説に、賛成ですか、反対ですか?
―表現の自由をかけた過激な言葉の羅列。原発事故がもたらした日本の混乱に鋭く切り込み、私たちが人間であるために、そして、人間である意味を問う、愛と悲しみの超エンターテインメント―

東日本大震災の被災者たちを救うため、チャリティAVを作ろうと制作スタッフが立ち上がった。その前に立ちはだかったのは現代ニッポンのモラルと言葉の厚い壁だ。制作会社の社長も、監督も、自分自身の人生と生活をかけて、プロジェクトに挑む。そして、元72歳のAV女優・ヨネさんの福島で行われた葬儀で、スタッフは姪のヨシコさんに再会する。郷里は放射能汚染で帰れない。
そこに、近所の小学生サオリちゃんがやってきた。ヨシコさんとサオリちゃんは愛の問答を開始する。
 過激な表現のなかに優しい詩情が入りまじるストーリーと、想像を超えた美しい結末が感動を呼ぶ渾身の長篇小説。放射能に汚染された時代に、表現の自由をかけて挑んだ現代日本小説の勇気と愛!

内容(「BOOK」データベースより)

大震災チャリティーAVを作ろうと奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/11/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062173379
  • ISBN-13: 978-4062173377
  • 発売日: 2011/11/18
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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前評判を耳にしてどれだけ不謹慎かと思ったが、そうでもなかった。むしろ高橋源一郎作品としてはまともな方に入る。
不謹慎の程度は、高橋源一郎を知らないか嫌いな層が不謹慎だと感じるあたりで程良くコントロールされている。
そして、どうですか不謹慎ですよね、と自分で言ってるようなものだ。

かつての高橋源一郎を知ってる層には近年の新作はすべて中途半端で凡作に感じてしまう。それはもうしょうがないことだ。

まあそれでも考えさせられる部分はいくつかある。
自分のできることをやろう、といったって、じゃあ俺は何するんだ? という問題へ回帰させられる。
売れないAV監督だったら何をするんだ? チャリティAVか? そう考えて見ればひどくシンプルな作品である。

それにしても、いろんなシリーズ名とか熟女女優とか出てきて、相変わらず高橋は相当なAVマニアである。
だが、そういう近年のAV業界の状勢を全く知らない人や、ハナからAVと聞いて不愉快な思いを抱く人には読み進めるのはつらいだろう。
AV好きだとしても、ラストはやや安易かもしれない。あのSODの名作500人S○Xのパロディに思えるからだ。

問題なのは途中に<挿入>された震災文学論だ。
おなじみの手法といえばそれまでだが、むしろ賛否が生まれるとしたら、これの<挿入>に対する是非だろう。
そうしておそらく一番言いたかったことはその中の、

「おそらく震災はいたるところで起こっていたのだ。わたしたちは、そのことにずっと気づいていなかっただけなのである」

なのであろう。このように、「実は俺ってインテリ」的な論説を<挿入>するのは高橋源一郎の常套手段であり、いいかげん見え透いてきたな、とは思う。
だから、この震災文学論の部分にはあえてモザイクが必要だったのではないか。これ入ってるよね的なモザイクだ。
しかし近年のAV業界は、モザイクを入れること自体が形骸化し無意味になっており、これ入ってるよねもすでに死語である。
ひょっとしてそこまで見越した上での、堂々たる震災文学論の<挿入>なのだろうか。

川上弘美の神様2011とセットで買った。
というか事実上セットで売られてるような気がする。
ただし、この組み合わせで買うと、とてつもなく虚しくなる。
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とても大切なことを言っていると思います。私は反脱原発派ですから、高橋さんの文章には、納得がいきます。みんなが不謹慎だということは、危険な事だと思います。タバコしかり、麻薬しかり、売春しかりなのです。人類が何千年前から営んできた文化を、単純に否定するのは、選挙で選ばれたナチズムに匹敵する欺瞞行為だと思います。言論の自由というのは、少数者の考え方も認めるものです。その点、高橋さんの文章は貴重だと思います。
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原発事故を題材にフィクションをつくるってのは、「負け戦」にきまってるって、作者がいってるんだから、それをあえてやった本作に『不謹慎だって言葉をかけるってのは』最高のほめ言葉だって、わかっていってるんだろうけど、全編ミュージカル仕立てのAVっていう、ああ、そんなのもの誰もつくってないよね、だってチ○コが勃たないもの、youtubeとかで音楽検索して聞きながらみるといっそう馬鹿馬鹿しいだろうけど、そこまでやるのもなんか馬鹿馬鹿しいからやってないし、なんらかのメタファーを感じさせる要素は微塵もないから、まあちょっと「天皇」なんて言葉がでてきて、ドキっとする以外は、ただただ馬鹿馬鹿しく饗宴に参加していればいいわけで、「震災文学論」ってのが巻末付録ではなく中程に、いいわけのように挿入(きゃっ!)されていて、AVの「モザイク」になっている、ってのはうまい表現で、結局、AVもモザイクが一番おもしろいところで、故立川談志はテレビがあまりにもつまらないから、加入してないWOWOWの「モザイク」ばかりみてたってエピソードを思い出したけど、たぶん、天国(あるいは地獄)で、はこの地上をみてるのかな、それとも、相変わらずモザイクばっかりみてるのかな?「馬鹿馬鹿しい」って。
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投稿日: 5か月前 投稿者: 泥濘アルコール
お前はただの小説(しょうひん)にすぎない
... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: モワノンプリュ
凡庸
... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 「料理研究家」研究家
買いです。
 氏の作品はいつも、失ったなにかを取り戻したり再生したりするために、いま一度より深く失い解体することで、そのなにかを取り戻そうとしているように読めます。
投稿日: 6か月前 投稿者: yoshioki6
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