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恋する伊勢物語 (ちくま文庫)
 
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恋する伊勢物語 (ちくま文庫) [文庫]

俵 万智
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

平安貴族のプレイボーイは、ウルトラ不倫あり、結婚モラトリアムあり、ナンパあり、有名なゴシップあり、告白できなかった恋あり、妻公認の浮気あり、自然消滅あり(もう何でもあり)。恋愛のパターンは今も昔も変わらない。伊勢物語を現代語訳した著者が、脱線アリ体験談アリ個人的恋愛論アリでその面白さを伝える、ロマクチックでユーモラスなエッセイ。古典の勉強はちょっと若手、という人にもこれならきっと好きになる、恋する受験生の必読書。

登録情報

  • 文庫: 270ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1995/09)
  • ISBN-10: 4480030794
  • ISBN-13: 978-4480030795
  • 発売日: 1995/09
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「サラダ記念日」や「チョコレート革命」でシンデレラ歌人として一世を風靡した俵万智さんですが、実は彼女、エッセイストとしても超一流です。特にこの「恋する伊勢物語」は、万智さんのエッセイストとしての魅力をたっぷり満喫できる、とってもとっても素敵なエッセイ集です。

「むかし、男ありけり」

おなじみの書き出しから始まる、平安貴族の恋愛ドラマ「伊勢物語」。高校生の時に古典の授業で勉強したっきり、二度とその作品に触れることが無いという人も多いことでしょう。僕もこの本に出会ってなければ、きっと「伊勢物語」は大学受験とともに忘れ去られる運命だったと思います。(もったいない、本当はとても素敵な古典恋愛短編集なのに!)

そんな僕たちに、万智さんは「伊勢物語」の魅力をいっぱい教えてくれます。体験談を交えながら、自分自身の恋愛論ともリンクさせながら、まるで友達の恋愛ネタをつつくような気軽さで、平安時代の恋を語ってくれます。

これはハマりますよ。ホントに面白い。万智さんが素晴らしい案内役になってくれます。これからは芸能人やスポーツ選手のくっついた離れた記事なんか読んでないで、平安時代の貴族たちのくっついた離れた記事を読みましょう(笑

  玉の緒に
  我が恋合わせ
  ラブラブと
  万智ちゃんとゆく
  千代の浮きの世

恋をする万智さん、恋を語る万智さん、恋を歌う万智さん、みんな素敵です。惚れちゃいますよ☆
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14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
平安時代の貴族たちの間で、結婚していようがいまいが不倫は公認。
男が好きな女のところに通い、飽きたら他へ・・・というのはなんともおおらかに見えます。だけど、一生身のこなしや教養を磨き続け、魅力的と思われなければ、ポイと捨てられてしまうのは緊張感がある・・・!!。

気持ちを短歌に託すビミョーな恋愛の駆け引きは、分かりやすい解説で読んでて楽しい。人を好きになったり、思いやったりする気持ちは、(あたりまえかもしれないけど)昔も今も変わらないんだなあとしみじみ思いました。

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形式:単行本
載っている業平の歌と、この伊勢物語の歌との類推などで、業平が主人公ということに、一般的にはなっているらしい。業平の一代記のようでもあり、そうでないようなところもある。
さまざまな形の男女の愛、失恋や、片思い、恋のかけひき。著者の解説によると、今も昔もあまり変わらない男女の恋愛模様がここに収められている。もっとも「通い婚」が結婚制度としてあること、和歌のやりとりが心の交流の手立てであること(短歌は恋の必修科目)は、違うのだけれど。
歌人である著者は、この伊勢物語の現代語訳を試みたそうだが、その過程で何度も読み込みをし、理解を深め、その理解の片鱗を読者に提供してくれた。ありがたいことである。
ちなみに「伊勢物語」の「伊勢」とは何かについては、作者が「伊勢」という名前だったという説、話を伊勢の国に関連付ける説、「伊」は女で、「勢」は男をあらわし、つまり男女の話とみなす説などいろいろ説があるようだが、有力なのは「伊勢斎宮(いつきのみや)」の登場する話があるからという説(p.125)。
1991年の読売新聞日曜版に1年間連載されたエッセイ。
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