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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
万智さんに惚れましょう,
By のいのい (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 恋する伊勢物語 (ちくま文庫) (文庫)
「サラダ記念日」や「チョコレート革命」でシンデレラ歌人として一世を風靡した俵万智さんですが、実は彼女、エッセイストとしても超一流です。特にこの「恋する伊勢物語」は、万智さんのエッセイストとしての魅力をたっぷり満喫できる、とってもとっても素敵なエッセイ集です。「むかし、男ありけり」 おなじみの書き出しから始まる、平安貴族の恋愛ドラマ「伊勢物語」。高校生の時に古典の授業で勉強したっきり、二度とその作品に触れることが無いという人も多いことでしょう。僕もこの本に出会ってなければ、きっと「伊勢物語」は大学受験とともに忘れ去られる運命だったと思います。(もったいない、本当はとても素敵な古典恋愛短編集なのに!) そんな僕たちに、万智さんは「伊勢物語」の魅力をいっぱい教えてくれます。体験談を交えながら、自分自身の恋愛論ともリンクさせながら、まるで友達の恋愛ネタをつつくような気軽さで、平安時代の恋を語ってくれます。 これはハマりますよ。ホントに面白い。万智さんが素晴らしい案内役になってくれます。これからは芸能人やスポーツ選手のくっついた離れた記事なんか読んでないで、平安時代の貴族たちのくっついた離れた記事を読みましょう(笑 玉の緒に 我が恋合わせ ラブラブと 万智ちゃんとゆく 千代の浮きの世 恋をする万智さん、恋を語る万智さん、恋を歌う万智さん、みんな素敵です。惚れちゃいますよ☆
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代と変わらない、人を想う気持ち,
By カスタマー
レビュー対象商品: 恋する伊勢物語 (ちくま文庫) (文庫)
平安時代の貴族たちの間で、結婚していようがいまいが不倫は公認。男が好きな女のところに通い、飽きたら他へ・・・というのはなんともおおらかに見えます。だけど、一生身のこなしや教養を磨き続け、魅力的と思われなければ、ポイと捨てられてしまうのは緊張感がある・・・!!。 気持ちを短歌に託すビミョーな恋愛の駆け引きは、分かりやすい解説で読んでて楽しい。人を好きになったり、思いやったりする気持ちは、(あたりまえかもしれないけど)昔も今も変わらないんだなあとしみじみ思いました。
5つ星のうち 5.0
万智さんの授業を受けてみたくなる‥,
By
レビュー対象商品: 恋する伊勢物語 (ちくま文庫) (文庫)
そうでした。俵万智さんは国語の先生だったんですね。たまに文法的説明も楽しく入りつつ、「伊勢物語」の何節かをわかり易く解説してくれます。 ファイトのあるお婆さんと優しいプレイボーイ、そして親思いの息子の話や、様々な人物が一生懸命、生き生きと生きていたんだなあと、しみじみとあるいはゲラゲラと笑いながら楽しめます。俵さんの「伊勢物語に登場する最も嫌な男だと思う。」などという評価を読むと、俵さんと「伊勢物語」の登場人物たちについてあれこれお喋りをしている気分になってきます。 「伊勢物語」っておもしろい読み物だったんですね。気負わず、気楽に読めますよ。
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