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恋するオスが進化する (メディアファクトリー新書)
 
 

恋するオスが進化する (メディアファクトリー新書) [新書]

宮竹貴久
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商品の説明

内容紹介

オスとメスとでこんなに違う「セックス」の意味! 愛し合って子を育てるなんて建前もなんのその、安いコストで作った精子を撒きたいオスと、限られた卵子になるべく優秀な精子をつなげたいメスのあいだで巻き起こる「性的対立」の悲喜劇。なぜセックスに振り回されるのは男なのか、「女は敵」と思うのか、進化論で納得できる一冊。

登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2011/10/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4840142769
  • ISBN-13: 978-4840142762
  • 発売日: 2011/10/28
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 128,133位 (本のベストセラーを見る)
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性的対立の本。性的対立とはオスとメスの進化上の利害にズレがあるためにおきる競争関係のこと。昔はプロの生物学者の間でも、種の繁栄のために繁殖はオスとメスの仲良しこよしな共同作業だと考えられていた。けれども60年代にこの考えのマズさが指摘されて、オスとメスの間にも激しい競争があり、それは協調と同じくらい重要だと考えられるようになった。最初は理論的な分析だったが、80年代には実験・野外観察を通して理論のただしさがわかり、最近では分子・神経レベルでの解明も進みつつある。

性的対立は広い意味では性選択の一部なので、最初に有性生殖の起源と性選択、ついでに自然選択も簡単に説明される。そこからは動物のさまざまな求愛行動、縄張り戦略、トレードオフ、精子競争などが紹介される。

性的対立について日本で初めての本…と言っているが長谷川真理子の『雄と雌の数をめぐる不思議』のようにわりといろいろ出ている。長谷川本は理論色がより強くしかも幅広い現象を扱っているのに対して、本書は理論の細部よりも実際の動物行動に焦点が当てられているのが特徴。乱婚性シカネズミには精子レベルで血縁間の協力があるのに単婚性シカネズミにはそれがない、などおもしろい発見がたくさん取り上げられている。表現が下世話なところがあったり、いちいち人間社会と絡めた与太話に話がずれるのはどうかと思うが、ご愛敬だろうか。
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By coolsunnyday VINE™ メンバー
様々な昆虫の生態を通じて、男女の違いの意義を考えさせられる。

とにかく多くの実験結果により、びっくりするような話が

たくさん載っている。貴重な記録だと思う。

本書で一番印象的だった言葉は、

なぜ、多くの生物には男女があるのかの問いに対する答えだ。

それは、細胞分裂のように全く自分のコピーを作る場合に比べ

男女の組み合わせにより、子孫にDNA上の多様性を生じさせること

によって、環境の変化などへの対抗の為のリスク管理上有利にする

為であるとのことである。

この言葉は、組織論に通じる深いものだと感じた。

その他、男女の本質的な違い、性的対立、同性内の競争など

興味が尽きない話題で、あっと言う間に、読破してしまった。
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草食系男子では動物の過酷な世界で淘汰されるなあと感じた。
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