高校生の頃、“バック・トゥ・ザ・フューチャー”で大人気だったマイケル・J・フォックス主演の“摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に”という映画を観にいったら同時上映として公開されていた作品で、まったく期待せずに観たのに、今だに忘れることが出来ないちょいと素敵な映画です。 最初、どう見ても綺麗なのは当時人気絶頂期にあったリー・トンプソンなのに、話が進むにつれて誰もがワッツの可愛さにどうしようもなく魅了されていく、という絶妙のラブストーリーですね。 昨今、絵に描いたようなハッピー・エンディングに、つっこみなど入れずに拍手を送りたくなる作品って、ありそうでなかなかありません。 メアリー・スチュアート・マスターソンは、現在でもテレビドラマなどで健在のようですが、あまり目立った活躍は聞きません。 でも、決して映画史に残るような大作ではないのに、誰もが“あれはホントに良かったよねえ”と言える、そんな役を演じられたのは幸運だったのではないでしょうか?
どんなに飾り立てた美しさよりも、素のままのカワイさが一番―という、どちらかと言えば大いに日本人受けするストーリーなのですが、実はアメリカ人の中にもいまだに隠れファン(それも男)がいて驚かされたことがあります。 ただし、男はあくまでも逞しく、英雄的であらねばならぬーという国是のアメリカにおいては、この映画が好きだ、と白状するのはかなり恥ずかしいことのようです。 無理をせずに好きなものは好きと言った方が健康的なんですがー。