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怪談熱 (角川ホラー文庫)
 
 

怪談熱 (角川ホラー文庫) [文庫]

福澤 徹三
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ある作家が怪談会で聞いてはいけない話を聞いてしまった末に…。背筋も凍る表題作の他、過去を隠しセレブ妻におさまった女が昔の同僚との再会を機に想像を絶する恐怖に見舞われる「再会」等九編を収めた最恐短篇集!

内容(「BOOK」データベースより)

ある作家が怪談会で耳にした奇妙な話の数々。聞いてはいけない話を聞いてしまった末に……背筋も凍る表題作のほか、過去を隠してセレブの座におさまった女が、昔の同僚との再会を機に想像を絶する恐怖に見舞われる「再会」、平凡な家族が海外旅行でむかった先は、美しい南の島だった。そこには思いもよらぬ陥穽が待っていた。不条理な恐怖に身の毛がよだつ「猿島」など、ホラー小説の鬼才が放つ最恐短篇集。

登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/12/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043834071
  • ISBN-13: 978-4043834075
  • 発売日: 2010/12/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 153,932位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
野村綺堂、都築道夫に連なる正統派恐怖小説の書き手のようです。
初めて読む作家のこれは短編集です。

表題作の「怪談熱」はすごく怖いです。
怪物も幽霊も血しぶきもない。それどころか明確な怪異すら抑えに抑えられています。それでいて怖い。なにが怖いのか、わからないのに、怖い。これを計算して書いたのだとすると、そら恐ろしい作家といわねばなりません。

ただ、明確な怪異を出した「夏の蟲」などは、かえって恐怖がそがれてしまっています。まだまだこれからの作家なのかもしれません。

作風はかなり地味です。
はでに血がドバーッと飛び散るようなのが好きなかたは、避けた方がよいでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
未だに「福澤徹三」=「実話怪談」と思い込んでしまう私。「怪の標本」が凄く好きだったからなあ。この本は短篇小説集ですので、お間違えのないように。

文章の上手さからすぐに物語世界に入り込めます。 「ブラックアウト」が1番好きでした。
主人公は売れない飲み屋やってるけど、仕事にもやる気ない20代の男。同棲相手は子持ちのヘルス嬢、浮気相手はホステス、そこにまた別の女が関わってきて、と…
読んでいけば大体オチの想像はつくと思いますが、やはりラストにはしみじみ厭な気分なり、怖くなりました。
主人公の男にどっぷり入り込んでるから、飲み屋の開店前のけだるさ、夏の暑さ、酒でごまかす弱さ、店のおツマミをコンビニで酒をディスカウントストアで仕入れるチープさ、もうぐったりやられました。
読み終えてもう主人公の男に入り込まずに済んで、ホッとした位(笑)

作者の心理描写の妙故か、とにかく主要登場人物にはどこかしら「絶望」「諦め」「厭世」が感じられますね。そのうえで皆がとても静か。
「太陽さんありがとう!さあ、今日も頑張るゾ!」なんてキャラクターはともかく、
「ぎゃあああお化けだ幽霊だうわあああ助けて〜」なんてキャラクターも出て来ない。
皆が怪異に遭遇しながら、目を見張り言葉も出せず冷や汗だけを流し、でもどこかで「ホラこうなると思ってた」と言わんばかりの諦観ぶり。
作品世界自体が既に澱んだ沼の中や、嫌に成る程暑い真夏の夕方の様。 この世界なら必ず何かが起こるよ、そしてそれは怖くて嫌な事に違いないよ…。

ラストの作品のラスト一行。あああ嫌…。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 風花
形式:単行本
実話怪談かな、っと思って買ったら、怪談小説でした。
ここ、ひっかからないで!!

1話目は実話怪談を書いてる人が巻き込まれる怪談。
他の作品もパラ見したけど、じっと っとして張り付いてくるような気味悪さがあります
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