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怪談歳時記    12か月の悪夢 (角川ホラー文庫)
 
 

怪談歳時記 12か月の悪夢 (角川ホラー文庫) [文庫]

福澤 徹三
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

睦月には鬼を呼び、如月に死してなお深き女の情念に惑わされる。弥生の頃に別れたあの人は……。美しく移ろう日本の四季、その陰に寄り添う十二ヶ月の怪異を描き、鮮やかに恐怖を浮かび上がらせる異色の怪談短編集。

内容(「BOOK」データベースより)

初詣の夜に妻を見失った男。帰ってきた妻は、以前とはなにかがちがっていた。老人の語りが戦慄を呼ぶ「鬼がくる家」。女子大生の“あたし”は真夏の山中で、われにかえった。見知らぬ車に見おぼえのない服。失われた記憶を求めて恐るべき真相にたどり着く「迷える羊」。平凡なOLが引っ越したマンションには、得体のしれない誰かが住んでいた。女の情念と狂気を描く「九月の視線」。四季を舞台に織りなす12篇の恐怖。

登録情報

  • 文庫: 216ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/11/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041000386
  • ISBN-13: 978-4041000380
  • 発売日: 2011/11/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 312,056位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まあ楽しめた 2011/12/5
「怪の標本」が1番好き、同じ作者でも社会派みたいな作品になると受け付けない私としては、まあ楽しめました。

睦月や文月で「なんかこのモティーフ、他の著作か他人の作品で読んだ?」って感想を抱き、
卯月で「なんか違う」と思い、
皐月で吹き出し、
如月と水無月で「台詞かぶってる…いいけど」 と不安になり

長月、神無月、霜月、師走は大好きでした。
師走なんて怪談じゃないかも知れないけど、この作品世界はたまらん。

「怪談熱」位の一編の長さが、この作者さんには1番あうんじゃないかなあ、と思いました。
起承転結!はいオチで勝負!みたいな短編ではなく
作者お得意の、もっとあのねっとりした嫌あな世界にひたりたかったので…。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
怪談というと幽霊が出る話と理解しているレベルの人には、この怖さは分からないでしょう。

日常に潜む不条理や、中年以降の閉塞感を書かせたら本当にこの人はうまい。
ジワジワと侵食するような恐怖感があります。

一つ一つの話が短すぎて若干の食い足らなさを感じたので、星ひとつ減らしました。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
置いてきぼり 2011/12/3
歳時記になぞらえて、その月に合いそうなモチーフの怪談の短編集。
読み易いけど、インパクトに欠ける。紅葉の月の話が唯一、作者のよいところがでている短編かなと個人的に感じた。
こういうスタイルの短編集というのは面白い。でも、あまり怖くない。気持ち悪い怖さでもなく、しんみりとする余韻が残るわけでもない。
一つ読むたびになんだか、置いてきぼりにされているような「これがエンド?」と感じることが多い作品。タイトルが良いから☆はふたつ。
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