正直いまいちでした。心霊探偵八雲君ほどはまれません。
まず警備会社が怒りそうなほど警報機の知識がありません。こんなちゃちな警報機を作ってる会社はありません。
ビルハッキングについてもう少し調査してほしかった。
J ディーヴァーが「魔術師」で語っているように、犯罪は常に時代の最先端の技術を取り入れているので、
作家さんもそれなりに勉強しないと手を出すべきではない。心霊ものの方が無難だったと思います。
キャラの存在感もちょっと。現代のアルセーヌルパンとしては上記理由から能力が低いし存在感がない。
八雲君には遠く及ばず。
次回作に期待します。
なお、「待て、しかして期待せよ」はモンテクリスト伯の名言「待て、しかして希望せよ」のもじりです。
八雲君もどこか京極夏彦の影響を受けているように、作者は結構な読書家と思われます。
他の作品の影響を受けつつ、その中でオリジナリティを出す所が八雲君では好印象でしたが。
とはいえ、「待て、しかして期待せよ」はいい言葉です。今回は次回の期待も入れて星3つ。期待します。