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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでよかった。,
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レビュー対象商品: 怪獣記 (単行本)
怪獣「ジャナワール」というUMAを探しにトルコのワン湖という湖に行った著者たちが、現地のトルコ人と一緒にジャナワールの秘密に迫る。果たして彼らは怪獣ジャナワールに出会うことが出来るのか? ……という、言わばベッタベタな内容なのだが、これが、やたらと面白い。
川口探検隊並みに「冗談だろ」と言いたくなるようなことを彼らは大真面目にやっていて、それが何とも言えず懐かしいような心にしみるような気持ちにさせてくれる。行く先々で「ジャナワールを探している」といってはトルコ人に爆笑されつつもめげずにワン湖で調査を始める、著者を含めた3名の日本人スタッフと、何よりも2名のトルコ人スタッフが、ノンフィクションとは思えないほどにキャラが立っていて、読んでいると顔がにこにこしてきてしまうのだ。いつしかこちらも手に汗握って彼らを応援してしまう。トルコ人スタッフの二人はハリウッドのバディ映画ばりのナイスコンビっぷりを披露してくれるし、ひたすらにジャナワールを追い求めようとする著者の姿勢はひたすら真摯で、まるで熱血青春漫画だ。 また、表紙をはじめところどころ挿入されている写真がとても郷愁に満ちていて美しい。とくに水や空の青がものすごく綺麗だった。 UMA云々を置いておいても「読んでよかった」「ああ、旅したいなぁ」と心から思わせてくれる一冊である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最高傑作です,
By リチ夫 "たるる〜と" (大阪府大阪市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 怪獣記 (単行本)
高野さんの探検記は、驚きと笑いの中に、ふっと深いしみじみ感が時折漂うのが好きです。
この「怪獣記」はトルコの民族問題に触れながら、さらっとその悲しみにも触れるのがしみじみ感です。 決して、粘らずにさらりと・・・ もちろん、「怪獣探し」の面白さ、トルコ旅行記としての面白さは言うまでもありません。 最高傑作としておススメです。 中に織り込まれた写真もしみじみステキです。 ずっと残る書物じゃないでしょうか。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
終始ワクワクしながら時にプッと吹き出す探検記,
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レビュー対象商品: 怪獣記 (単行本)
今回のトピック。トルコ東部の美しい湖に謎の生物がいるらしい。本書で散見される「奇縁」という言葉が象徴しているように、怪獣の存在の有無を解明するための旅の始まりから終わりまで偶然なのか何なのか、「えっ」と呆然とした後おかしみを誘う様々な事象が起こる。きっと筆者の「怪獣」に対する真摯な熱意が静電気のようにあらゆるものを引き込むのだと思う。21世紀でも成立する探検とは未知生物の消息を辿ることではなかろうか。血沸き肉踊り面白いのだから痛快だ。旅の道中やっていることは、けっこう地味である。湖のまわり(琵琶湖の5倍ほど)の村々を巡ってひたすら目撃者の証言を拾っていく。証言者はしごく普通で真面目なのだけれど、読んでいると思わず笑みがこぼれてしまう。この面白さというのは、所ジョージの番組中の企画「ダーツの旅」の「第一村人発見」とかいうのに通じているかも知れない。
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