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174 人中、170人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
笑いと涙で心が洗われる宝探しみたいな作品,
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レビュー対象商品: 怪物くん DVD-BOX (DVD)
大野智が憑依した「怪物くん」は子供とか大人とか人間とか怪物とか既存の生態類別を超越した「存在」だった。心根は良いが我儘で単細胞でお調子者。原作漫画のキャラの如く気位も高い。なにしろ修行中なので悪戦苦闘しながらも純真な心を最大の武器に「愛と平和」の羅針盤に導かれている可愛いヒーロー。「実写化は困難」という世間の嘲笑の中始まった初回を観てみると、CGや特殊メイクを駆使しつつも昭和の香り漂う「日本発、最先端の人情喜劇」に仕上がっていた。そして大野君は今まで全く見たことの無い「存在」と化していた。この衝撃的な出逢いに圧倒されてオンエア中はこの作品の「宝探し」のような奥深さを堪能しきれなかった。しかし録画を観てさりげなく散りばめられたユーモアや台詞の掛け合いや、何より大野君の可愛くてクセになる演技の虜になった。 大野智は自分自身をひとつの素材としてどんな動きや表情をすれば最も効果的な画になるか「アーティスト」としての感性を自然と働かせて演じていたように思える。多種のダンスを極めたベースから出るキレが良く美しい身体表現もワンショット毎の画面の完成度を最大限に高めた。舞台で鍛えたメリハリの効いた演技力は奇々怪々な設定や個性的な共演陣に負けるどころか主役の存在感を際立たせ、相手の輝をきも更に引き出す「魔王石」のようなパワーを発揮した。 西田征史氏の脚本は寓話的な要素もあるが、視聴者それぞれに解釈の余地を残してあった。もしかしたら西田氏はテレビというマスメディアを通じて視聴者に訴求できる自身のパワーを慎重に受け留めていたのでは。だからこそ敢えて「正しいコト」を教示するような事はしたくなかった、もしくはそこには興味が無かったのでは。 本編全9話終了後に放映されたSPもシットコムと原作アニメの作風を融合させた斬新な試みで本編ファンには極上の娯楽だった。
229 人中、223人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大野智という人物に出会えて良かった!,
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レビュー対象商品: 怪物くん DVD-BOX (DVD)
主演の大野智君については、「嵐のおとなしいリーダー」というイメージしかなく、話題性もあるし録画して何気なくこの怪物くんを見始めた。彼がどんな声、演技をするかもよく知らず、失礼ながら最初の怪物王子の場面は特殊メークの素晴らしさもあって、別の人が演じているのだとさえ思った。
ところが1話を見終わった後、どうしても再度見たくなった。予備知識も何も無い私は、大野君の演技にびっくりし、とにかくいろいろな場面をもう一度見たくなったのだ。それは、もう1回ではすまなくなった。2話からはリアルタイムで見て、録画を何度も繰り返し見てしまう「リピート症候群?」になってしまい、生まれて初めてのこんな体験に自分にもびっくり。怪物くんのHPを見てみると、BBSに私と同じようになんでこんなにリピート見してしまうのだろうという投稿がびっしり! 本気で、だれか科学的にでも証明してほしいと思うほど。なので、特典映像もあるDVDBOXは迷うことなく購入した。これも生まれて初めての行動だ。 特典映像は本当に良かった。見終わって思い出したのは、野球の話。「ピッチャーがいいと、野手の守りのリズムも出て守備も良くなり、それが打撃にもつながり、チームが非常に良い状態になる」 大野君の演技に対して、もともとハイレベルな共演者が呼応しより良い演技が引き出され、作り手であるスタッフは自分たちの想像を超える作品が出来ることにすごい手応えを得る。それが、視聴者に伝わり心を動かしたのではないかと。 怪物くんが終わってからは、その隙間を埋めるように、彼について知りたくて知りたくて、魔王や歌のおにいさん、0号室、テンセイクンプー、CD、ライブDVD、そしてFREESTYLEと自分にインプットしていった。共演者やスタッフにまた一緒に仕事がしたいと周りに思わせる彼のすごさは、今回のデモキン役(彼もうまかった!)でもあり10年以上大野君の芝居を見てきた松岡君に言わせると「どんな色にも対応できるパレットを持ち」しかもその上「計算の無い演技をする」ことらしい。だから、誰もまねができないのか。今回のメイキングを見て大野君は、とても真剣に繊細に役を感じ取る人だと思った。それが、彼の中で消化されたとき、あの数々の表現になるのではないか。 私の知る限り、「大野智」のような人物は他には見あたらない。非常にナチュラルで、まだまだ発展できる器があると思う。 大野君の話ばかりになったが、ドラキュラ役の八嶋さんをはじめ、素晴らしいキャストだった。 このドラマは私の宝物である。
434 人中、420人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんなドラマに惹かれている自分が信じられない,
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レビュー対象商品: 怪物くん DVD-BOX (DVD)
わたしはアニメの怪物くんを見ていた世代だ。怪物くんの実写なんて、ましてジャニタレが主人公なんて、馬鹿にしていて見るつもりなどなかった。
それでも覗いてみる気になったのは、大奥総取締滝山さんの素顔を見たかったからだ。そう思いながら見ているうちに、はまり込んで抜けられなくなった。最大の誤算は大野君だ。正直に告白しよう。ジャニタレなんて馬鹿にしてすまなかった。演技が天才的にうまい上に、歌とダンスの名手で書道の有段者。アーティストでもあり、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルと京都の絵師伊藤若冲が好きだって。いったい何者なんだ、この男。さらにあの風貌なのに今年で30だと知り、腰を抜かすほど驚いた。 ジャニタレであろうとなかろうと、才能ある人はいるものだと思い知らされた。彼の控え目な態度にも好感が持てたが、松本君のコメントが面白い。「大野君からは常にマイナスイオンが出ていて、植物のように自然で癒される。」彼の他の映像も見てみたいし、これからも追いかけていくことにしよう。 稲森さんの演技はさすがだった。悪魔、現代女性、昔の女性の3者を絶妙に演じ分けている。ムチを持った網タイツの悪魔デモリーナと大奥総取締滝山が、微妙にシンクロして見えるのはわたしだけかな。(笑)彼女のセリフに何度も胸を打たれた。期待していた以上の女優さんだということがわかり、ますます好きになった。松岡君もいい演技を見せてくれて、はまり役だと思う。 怪物くんのストーリーは、ベタではあるが共感できる部分が多かった。わたしに子供ができたらぜひいっしょに見たい。とりあえず他人に知られないように、こっそり何度か見直したいと思う。
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