1960年代から1970年代にかけて、主に青年誌に掲載された作品を集めた短編集です。現在文庫等で容易に入手できる単行本には収録されていないものばかり。「星のカケラ」「新あり地獄」「最後の妖怪」「天国」など単行本初収録となる作品もあります。とはいっても「天国」のように『陸ピラニア』のリメイクだったりするので、そこは水木作品に造詣の深いファンならお約束として受けとめてください。
セリフのない「突然の出来事」と「silent shock」シリーズの9作品が一堂に会しているのが魅力です。特に「突然の出来事」は、オールカラーの美麗作品です。
また、各作品の後に関東水木会・平林重雄氏が渾身の解説を付けています。それぞれの作品の楽しみ方のわかる最高のガイドとなっています。