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怪しいシンドバッド (集英社文庫)
 
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怪しいシンドバッド (集英社文庫) [文庫]

高野 秀行
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

未知を求めて世界の辺境へ。懲りない冒険記。
コンゴに怪獣探しに。幻の幻覚剤を求めて南米に。インドでダマされ無一文に。「未知なるもの」を求め、懲りずに出かけては災難に遭うワセダ探検部出身・高野氏の傑作冒険記。(解説・大槻ケンヂ)

内容(「BOOK」データベースより)

幻覚見たくてアマゾンへ。野人探して中国へ。無一文だって凹まない。「未知なるもの」を求めて辺境に挑む懲りない冒険記。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/11/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087477606
  • ISBN-13: 978-4087477603
  • 発売日: 2004/11/19
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 スカーンと晴れた。, 2005/5/13
By 
南里 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
序盤、インドで身ぐるみはがされるシーンが印象的だ。ここで高野秀行という人の性質がちらりと見えるような気がする。
パスポートなど所持品全てを奪われたあとの「一文無しというのはスカーンと晴れた青空のようなもので…」というシーンなのだが、ここで青空を比喩に持ってきたのがスゴイ。
なにしろ場所はインド、ひとりぼっちで所持金ゼロ、もう少しで拉致されて殺されていたかもしれないのだ。普通の作家ならここで「一文無しとはまるで目の前に霧がたちこめたような状態だ…」とか「大きな壁に取り囲まれたような心境だった…」とか、なにかネガティブなものを持ち出して心情を表現するはず。
なのに、高野秀行はここでスカーンと晴れた青空をもってきた。

この人は決してここで無理して気丈に振舞っていたわけじゃなく、思考の根っこの部分があっけらかんとしているんだと思う。
ふつうの人間は、テロ多発地帯や伝染病のはびこるジャングルの存在を知ると、その危険さを考えて尻ごみする。自分に起こりうる最悪のケースを想像して恐怖する。面白い文章を書ける知的な人間ほど危険性を冷静に分析できるぶん、その傾向は強くなると思う。

でも高野秀行は違う。この人は知的でありながら、またこれから行く場所の危険さをよく知りながら「まあ多分どうにかなるだろう」と世界中どこでも行ってしまう。
いわゆる平和ボケともちょっと違う。戦場みたいなところで命をおびやかされるような経験を繰り返してきても、次もどうにかなるだろうと自然に考えることができる、強烈におめでたい…じゃなくて楽天的かつ前向きな思考回路の持ち主が高野秀行だ。
そんなところが、僕みたいに内向的で臆病な人間からしてみればとっても羨ましいのだ。

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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 笑える!, 2004/12/21
レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
~大槻ケンヂの解説に「無茶しすぎ」とあるが、無茶とかそんな言葉では言い表せないくらい、ほんとめちゃくちゃ。
そして笑える。
世知辛い世の中(死語)に飽き飽きしてきている人にお勧めの一冊だと思う。
彼の後書き、宮部みゆきとか、おーけんとか、著名な人が書いてるけれど、結構まじめなコメントが多い。

しかし、僕は声を大にして言いたい。
「~~高野秀行の本は素直に馬鹿笑いできる日本で数少ない本だ」と。~

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 笑える!, 2004/12/17
レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
~筆者の行っている場所、出会った人々などなど、すべて非日常的なことばかりだけれど、やってることは我々の日々とほとんどかわらない。
一貫してノホホンとした“コタツにミカン”のような空気感が漂っており、そのギャップとユーモアの効いた文体が笑いを誘う。
つい電車でニヤニヤしてしまった。

本当に面白い一冊。
ワセダ三畳青春記から筆者を知っ~~た人なら、彼本来の探検模様を知るには最適だと思います。

あとひとつ。
人前で読むときは不意な爆笑に気をつけましょう。~

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