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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スカーンと晴れた。,
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レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
序盤、インドで身ぐるみはがされるシーンが印象的だ。ここで高野秀行という人の性質がちらりと見えるような気がする。パスポートなど所持品全てを奪われたあとの「一文無しというのはスカーンと晴れた青空のようなもので…」というシーンなのだが、ここで青空を比喩に持ってきたのがスゴイ。 なにしろ場所はインド、ひとりぼっちで所持金ゼロ、もう少しで拉致されて殺されていたかもしれないのだ。普通の作家ならここで「一文無しとはまるで目の前に霧がたちこめたような状態だ…」とか「大きな壁に取り囲まれたような心境だった…」とか、なにかネガティブなものを持ち出して心情を表現するはず。 なのに、高野秀行はここでスカーンと晴れた青空をもってきた。 この人は決してここで無理して気丈に振舞っていたわけじゃなく、思考の根っこの部分があっけらかんとしているんだと思う。 でも高野秀行は違う。この人は知的でありながら、またこれから行く場所の危険さをよく知りながら「まあ多分どうにかなるだろう」と世界中どこでも行ってしまう。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
笑える!,
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レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
~大槻ケンヂの解説に「無茶しすぎ」とあるが、無茶とかそんな言葉では言い表せないくらい、ほんとめちゃくちゃ。そして笑える。 世知辛い世の中(死語)に飽き飽きしてきている人にお勧めの一冊だと思う。 彼の後書き、宮部みゆきとか、おーけんとか、著名な人が書いてるけれど、結構まじめなコメントが多い。 しかし、僕は声を大にして言いたい。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
笑える!,
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レビュー対象商品: 怪しいシンドバッド (集英社文庫) (文庫)
~筆者の行っている場所、出会った人々などなど、すべて非日常的なことばかりだけれど、やってることは我々の日々とほとんどかわらない。一貫してノホホンとした“コタツにミカン”のような空気感が漂っており、そのギャップとユーモアの効いた文体が笑いを誘う。 つい電車でニヤニヤしてしまった。 本当に面白い一冊。 あとひとつ。
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