クーロン黒沢といえば怪しい。
なにせプノンペンで貸本屋を営んでいる日本人という時点で普通の人生を送ってきた日本人でない事がわかる。
この本も一連のシリーズと同様、アジアの裏側の暗黒面を面白おかしく扱った書である。暗黒面といっても裏通りの怪しい世界といった程度。大上段に振りかぶらず、バックパッカーの視点からの四方山話である。
まあ、なかには当人にとっては笑い話に済まないものもあるが、それも噂だけする他人には笑い話にすぎないものである。
「ああ、こんなことあるよな」「あるわけない」などといろいろとつっこみながら気軽に読めます。