もうタイトルそのままだが日本史に名を残した怨霊リスト本である。ちなみに一人目が聖徳太子。二人目井上内親王。あれ?蘇我蝦夷とか馬子は?と文献上明らかに化けて出て しかも天皇を呪い殺した方が抜けている。ま、それもそうで出て来る人が最初のうちだけ真面目。
第二章「酒呑童子」「九尾の狐」「清姫」「大嶽丸」etc第三章「役小角」「浄蔵」「一条戻り橋」って人間じゃないじゃん!卑弥呼まで居るよ。
もうそのノリで片っ端から怨霊扱いで 最後なんぞ洒落のつもりか「西郷四郎」だ。いつから怨霊になったんだ?
で読み仮名はあちこち間違うわ事実誤認てか事実無知はすごいわ救世観音って普通「ぐぜかんのん」なまっても「くぜ」だよ。なんせ「くせ」観音って何だい?それに「頭に釘を打ちつけてある」まあ間違いじゃないけど光背を止める釘を直接喉頭部に、ってからおっかないんだろうが?「布で厳重に巻かれている」ってあんたフェノロサか?解いてあるよ、100年も前に。千年も巻かれっ放しだったから問題なんだろうが。と一人目からもう突っ込みまくり状態。
タグを付けたらタグだらけになっている。現在1/3まで何とか耐えつつ読んできたが苦痛だ。
私が「と学会」メンバーならネタにする、もう間違いなくする。だって「久米の仙人」が怨霊って?化けて出てもいないし 自分も書いてておかしいと思わなかったのか?
芦屋道満って化けてでたっけかな?と呼んでいると何故か「カタカムナ文献」登場。古史古伝好きには応えられない展開です。何故?と思ったら六甲山つながりで平十字とかも出て来るついでにDNAが流れてたんじゃないか?って無理スジじゃね?
まあ物凄く香ばしい滅茶苦茶本です。
こんな本を買うならタイトルがそっくりだが「田中聡 著/妖怪と怨霊の日本史」集英社新書をおすすめします。こっちはマトモな本です。