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225 人中、205人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
被害者なのに・・・,
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レビュー対象商品: 性犯罪被害にあうということ (単行本)
私自身もこらえられないようなセクハラを受け、電車で痴漢にあったり数々嫌な思いをしてきた。友人にも同じような経験をした人が多い。今だったら軽く乗り越えられるようなことでも、思春期の頃は汚らわしく、家に帰って泣いた。何よりつらいのは、痴漢もセクハラもやられた本人が悪い、そしてそれを恥としなくてはならない、という周りの人々の認識である。 私も痴漢にあったとき、「その位いいじゃない」「あなたにすきがあったんじゃない」という家族そして周りの人の声にさらに打ちのめされた。そして悔しかった。 私の友人で性的暴行にあった子に対しても、知らないふりをする事が一番思いやりのある行動だと思い、そのことには触れないようにしていた。 この本の作者の思いを感じるとこちらも身が切られる思いだ。 被害者であるのに、それを言うことに対する周りの反応。人への不信感、行き場のない怒りと羞恥心、人間不信、それらによって壊されていく生活や今まで築き上げた人間関係。 作者が自分の顔を出し、自分の過去と向き合う勇気をもったという事はいずれ「恥ずべきは被害者ではなく加害者」という当たり前のことを世間に認識させてくれるに違いない。 そして多くのこのような過去と向き合いながら生きている女性にとって過去の痛みをすこしても癒すすべとなる、そう願ってやまない。 作者もこれから乗り切らなくてはならない事が山積しているだろう、そして心無い人の言葉や行動に傷つくかもしれない。 しかし、過去と向き合う勇気をもった彼女に女性として心からエールを送る。
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
女と男の溝は深い,
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レビュー対象商品: 性犯罪被害にあうということ (単行本)
著者の性犯罪被害について、赤裸々に綴られている本。読んでいて共感できる部分が多くあり、同性として切なかった。 男女の性に対する認識、性犯罪被害者への偏見が根強いことに対して、問題提起もされている。 レイプする側の意識は、欲望を満たす遊び半分で、その行為自体が相手を一生苦しませるなんて、思ってもいないのだろう。 「抵抗しなかったのではなく、できなかった」「叫ばなかったのではなく、叫べなかった」 人は本当の恐怖体験時には、身もすくむし、叫ぶことさえできないと思う。 著者の知人のボクサーの言葉 「犯罪ものみたいなAVを見ると、やってみたいという好奇心を持つ。実際にした事はないが、そういう願望があるのは確か。女はいやなの?そういうの好んで見る女もいるじゃない。」 著者の元カレの言葉 「お前みたいな汚れた女とつき合ってやってんだ。感謝しろ!」 著者と同じく性犯罪被害者の女性が裁判官に言われた言葉 「どうしてそんなに平気でいられるのか?嘘をついているのでは?普通の女性はこんなところに立つことは耐えられないでしょう。」 著者が記した、これらの言葉に集約されるように、男女間の性に対する認識が大きく違い、性犯罪被害者、特にレイプされた女性に対して、強い偏見がある事実が哀しい。 著者が家族にすぐに打ち明けられなかった、母親にさえも話せなかった点は、私には理解できた。 本当に辛いこと、口に出したくもないことは、いくら親でも話せないこともある。 また、「世間に公表などせずに、娘に幸せになってほしかった」という、著者の母の気持ちも理解できる。 兄弟間の心の溝は埋まったようだが、気の毒なのは両親との深い溝。 どうすれば、著者の心の傷が癒せるのか、私にはわからない。 時間が解決するしかないのだろうか。 告発の行方 [DVD]という映画にも、こうしたレイプ事件が扱われていて、J・フォスターがアカデミー賞主演女優賞を獲得している。 性犯罪被害について興味のある方には、一見の価値があると思う。
62 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すべてが現実だから悲しい,
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レビュー対象商品: 性犯罪被害にあうということ (単行本)
まずはここまで現実を具体的に記載し、書籍として世に出した作者に敬意を表したい。親、兄弟、彼氏、夫、警察、カウンセラー、マスコミ等、作者とその周囲との関係は、これが物語なら、悩み、葛藤し、ぶつかりあい、最後には手をとりあって・・・となり、ハッピーエンドがまっているはず。しかし、本書を読む限り、その関係は決して映画や小説のようにハッピーエンドになり、終わるわけではない。最後までもやもやしたような、手を取り合ったような、ないような、不完全な形で終わる。それが現実なのだろう。だから悲しい。 決して、事件の被害者は事件前の状態に戻ることはないのだろう。 それなのに、被害者の一人として、被害者サポートの業務に従事することを選んだ作者には、そこしれない強さを感じた。 安易な書評、コメントになってしまったが、読後の素直な感想です。
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5つ星のうち 4.0
性犯罪被害者の気持ち。
表紙に惹かれて、冒頭を立ち読みして次の日もこの本のことが忘れられず、購入して一気に読みました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: バズライト
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