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性暴力
 
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性暴力 [単行本]

読売新聞大阪本社社会部
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あなたが、家族が、そして恋人が、性暴力にあったらどうしますか。心の痛み、苦しみを超えて語られる真実。坂田記念ジャーナリズム賞特別賞受賞の新聞連載を書籍化。性暴力対策Q&A付き。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/04)
  • ISBN-10: 4120042308
  • ISBN-13: 978-4120042300
  • 発売日: 2011/04
  • 商品の寸法: 19.4 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 本書は、読売新聞大阪本部社会部の記者が取材した性暴力に関するレポートです。
 
 まず、この本を読んでショックを受けるのは、性暴力によって苦しむ女性の姿です。男性(特に年配の人)は、「女性に対しては多少強引に迫るもの」とか、「とにかく、やってしまえば・・・」(下品な言葉ですみません)という認識があるかもしれませんが、そんな認識を改めさせる貴重なレポートです。
 精神的に追い詰められ、自ら「生きる価値がない」と思いつめたり、どうしても男性不信から抜け出せなかったり、ちょっとしたきっかけで襲われたときの恐怖がよみがえり錯乱したり、というふうに、本当に心に深い傷を負うさまが、ていねいに記述されています。
 性暴力がいかに重大な犯罪であるかを、改めて認識することができました。

 また、外国の例として、アメリカ、韓国、カナダの例が取材されています。
 有名なミーガン法が制定された経緯(アメリカ)や、出所後の性犯罪者をGPSで監視したり、前歴者の居住情報をインターネットで明らかにしたりする対策(韓国)が紹介され、監視による犯罪防止の対策が記述されています。一方、出所後、厳しく監視するのではなく、地域社会で受け入れて再犯を防ごうとする取組(カナダ)も紹介されています。住民の生活・気持ちと、出所者の生活・人権・気持ちの双方についてどう考えるべきか、考えさせられました。
 また、被害にあった女性を、事件当初の段階から専門家のチームがサポートする体制がアメリカや韓国では整っている状況も記述されています。

 そして、日本の裁判員裁判に参加した人の心の動き取材も取材しています。

 本書は237ページの本でありながら、性暴力について多面的に取り上げており、認識を深められる貴重な本です。多くの人(特に男性)が読み、考え、少しでも性暴力をなくしていくべき、重要な本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私自身、ちいさいときに、わいせつ行為にあった。誰にも言わないが、それに苦しむことがある。なぜ、が、すこしわかった。
性暴力の被害にあうということはどうゆう事なのか、日本社会の中で、被害者の生きにくさ。加害者が生まれる理由。海外では性暴力を抑制するために、また、再犯を防ぐためにどうゆう対策がなされているかなど。性暴力の被害者と、その周辺、また、海外の事情まで、多角的に取材した傑作。
性暴力についての本が被害者側から書かれたものが、数冊あるが、本当に驚くほど少ない中で、裁判員に選ばれたら是非、読むべき本ということができると思う。また、被害に遭った方が読んでも、なぜ、こんなに苦しまなくてはならないかが、少し、腑に落ちると思う。
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9 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
性暴力の悲惨さはその事件をなかなか公ににできない、相談できない、一人で苦しむことです。
さらにそれがトラウマになっていつまでも回復できない。
これは正直 被害を受けた人しかわからないと思います。
現在の日本社会では被害者にも非があるような意見や冤罪などもあり、外国のようにはいかないかもしれないが
自助グループなどで心のケアをするのは、アルコール依存などの治療の「断酒会」と同じだと思います。
自分と同じ苦しみを持っている人とつながりながら回復していく。それしかないのでしょう。

そして もう一つ 子供のころに肉親から受けた性被害が一番心を傷つけ連鎖する事実である。
これは悲しい事実です。
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