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60 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新訳が望まれるのだが…,
By ソフトヒッター99 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 急降下爆撃 (学研M文庫) (文庫)
正直に言って、文章的にはまったくいただけない本だ。英訳本の日本語訳であり、固有名詞の表記などはドイツ語の発音をしらない人物の手になるものだとわかる誤りが散見どころかてんこ盛り。 独→英→日の翻訳の過程で生じているだろう、語訳やニュアンスの変化を窺わせる文章も見られる。 訳者による初版のまえがきの日付は昭和27年となっており、そこから何も変わっていないのだとすれば、ぶっちゃけ出版社の怠慢さえ感じるし、怒りさえ覚える。 だが、それでもこの本は読む価値がある。 ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの名を知っている人にはなおさら。 自伝である以上、そこに書いてあることをすべて鵜呑みにはできないにせよ、強固な意志を持ったタフな人間がどれほどのことをやってのけられるのか、その例証がこの本には描かれている。 原文からして、素朴であり、簡にして要を得た文章であろうことは訳文の悪さにも関わらず伝わってくる。 それだけに、ドイツ語と歴史を知り抜いた訳者による新訳が待ち望まれる。
36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
常識や日常は人によって違う,
By カスタマー
レビュー対象商品: 急降下爆撃 (学研M文庫) (文庫)
「機会は必ず訪れる。決して自信を失うな。」社会に対して後ろ向きで今でもうつ状態に近いところまで落ち込んでいる自分にとってこの率直な一、二文は、身近にいる人の励ましているのか貶しているか分からない曖昧な言葉よりも数倍胸を打った。 内容は淡々と日常生活を語るように戦場が語られている。ときどき不時着や爆弾がすぐそばに落ちたときのことが笑いの種として書かれていたりするので一つ間違ったらルデルさんが死んでいたかもしれない場面でも、ついつい笑ってしまったりして、別の意味で精読が必要かもしれない。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
抄訳のような印象を受けますが、それでも面白いです,
By
レビュー対象商品: 急降下爆撃 (学研M文庫) (文庫)
ルーデルがドイツ語で書いた原著を、英訳本(L.ハドソンの翻訳という以外不明)から重訳して昭和27年に「爆撃行」という題名で大日本共同出版(株)から1953年に出版されたものをそのまま復刻しているらしい。読んでいて「抄訳」のような印象を受ける。ある場面からある場面へ唐突に移行する感じ。ルーデルの原著から英訳される過程でかなりのカットがなされたのではないかとさえ思える。他の方が言われる通り、ドイツ語と軍事に精通した翻訳者による「原著からの完全新訳」が待望される。 ただし、内容は非常に興味深く、一気に読了することができた。
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