ま、ガイドラインです。それ以上でも、それ以下でもない。
(膵炎治療をする可能性のある)消化器内科医であれば、目を通しておくことは必須です。他科の方が個人的に買って目を通す必要性はないかもしれませんが、いつやってくるかもわからないのが急性膵炎。少なくとも院内に一冊はないと、困るかもしれません。搬送の適応基準もありますので、専門外の方が高次機能病院に搬送要請をするときにも参考にしてください。
前版とは厚労省の診断基準の変更があり、一部変更していますが、大まかな内容は変わりません。ただ、重傷膵炎は死亡率が高い疾患です。現行ガイドラインを参考にしながら治療をしないと、痛くもない腹を探られることも無きにしも非ずということで、防衛的にも読む必要がある本でしょうね…。少なくともこの本をクリックした方に対して、読まない理由、星を下げる理由は思いつきません。
ただ、ほかの重傷疾患のガイドラインと同じく、保険適応の問題、費用の問題で推奨度が下げられている治療内容もあるので、専門医と相談のうえで治療内容は決めてください。