学校図書館に勤務して悩むこと。それは、いかに、図書館職員が教科を教える先生方と共働するかということです。これからの学校図書館は、生徒の思考力を育てるための学びのスタイルを提案し、かつ教科教諭とともに実践していくことが大切なのだ、と目からウロコが落ちる本です。しかも、中学・高等学校での実践例も豊富に入っていてとてもわかりやすい。「調べ学習」がはやっていた(はやっている)けれど、今は「探求学習」と呼ぶべきこと、そして、「調べ写し」学習でなく、きちんと生徒に考えさせて自分の意見を持つよう促すためにはどんなポイントを教師が知っておくべきか、きちんとわかる良書です。