問題の深刻さを現実感を持って知ってもらおうと、本書全体を架空の企業と問題解決に立ち向かう社員の姿から成る小説形式で構成した。創業社長が残した従業員2000人強の中堅メーカーが、表面的には大きなトラブルがないのに業績低迷の危機に直面している。業務改革室に抜擢されたメンバーらは、社員一人ひとりの心に巣食う「事なかれ主義」や「個人主義」による情報の断絶、目的意識の不徹底などが原因であることに気づいた。急激な改革とナレッジマネジメントの推進には抵抗勢力も現れるが、結果として会社は業績アップを達成する。各章の間に専門家による解説を挿入して、改革の方法論を分かりやすく説いていく。
(日経ビジネス 2005/07/11 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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読んでみると「ナレッジマネジメント」という、私には全くなじみのない手法で企業を改革していく方法を説いた本で、一瞬「買って失敗したかな?」と思いましたが、ストーリー仕立てになっているのでまずはさらさらと読み進め、ふと気がつくと一気読みしてしまいました。
読後感としては「大企業病っていうのは改革する意志と、正しい方法論があれば克服できるんだ」と日々のもやもやに晴れ間がのぞいた気がしました。
その後、随所に書かれた脚注を読みながら読み返すと、よりその方法論が理解でき、さらにわかりやすく書かれたQ&Aや詳細に描き込まれた各章の解説なども読み返すと、なんだか自分でも会社が変えられる気がしてきます。
小説として読んで楽しむ。詳しく脚注を読みながら理解を深める。わかりやすいQ&Aを読んで「ナレッジマネジメント」というものの概観をつかむ。さらに解説を読んでその詳細についての理解を深める。と、1冊で4回味わえる本だと思います。
我が社の改革もこのように進めばと願ってやみません。(自分自身がこの本を武器に改革を提言するかは微妙ですが、、、。)
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