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53 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
普遍的な「頭の整理」の提案,
By hawaiijoho "hawaiijoho" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 思考の整理学 (ちくま文庫) (文庫)
ネット時代到来の前に書かれた(1983年)書かれたものです。具体的な整理ノウハウとして、スクラップブックやメモをあげています。これらはコンピューターで簡単に、効率的におきかえることができるでしょう。 ロングセラーになっている理由は「創造的なアイデアの整理」を提案しているからです。これが普遍性をあたえています。 ネット社会になり、知識の再生や記憶は、たやすくなってきました。「知識の整理」は簡単です。 しかし、「創造的アイデアの整理」は、ネットでは置き換えることができません。 整理だけでなく、「どうやって創造性を高めるのか」「どうやって実現化していくか」というところまでも、触れています。 ノウハウ本のようなタイトルですが、エッセイです。具体的なノウハウは、ゆっくりと読んで抽出する必要があります。ちょっとした手間がかかるわけです。 しかし、この過程を経て理解すると、頭から離れません。 これに関連することが、本に書かれていました。もっとも印象的な箇所でもあります。 「昔の塾や道場では…あえて出し惜しみをする。じらしておいてから、やっと教える・・・すべて教え込むのではない。本当のところはなかなか教えない・・・弟子はなんとか師匠のもてるものを盗みとろうと考える・・・これがねらいである・・・いまの学校は教える側が積極的でありすぎる・・・知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする」 この視点からみると、著者は本当のエッセンスを行間に隠しているやもしれませんね。もっと踏みこむと、「盗もうとして読んだ人には名著になり、受身で読むと駄作になるのが良い本」ということになります。
233 人中、204人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
思考を育てる本,
By めぐ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 思考の整理学 (ちくま文庫) (文庫)
入試問題にこの思考の整理学の文章を見つけました。「時の試練とは、時間のもつ風化作用をくぐっているということである。風化作用は言いかえると忘却にほかならない。古典は読者の忘却の層をくぐり抜けたときに生れる。作者自らが古典を創りだすことはできない。」この部分が気になって購入したのですが、初版が20年前だったことを知り、とても驚きました。文章がまったく色褪せておらず、この本自体が、時の試練を越えているように思います。よいアイデアは、ひらめいた時に書き留めること、そしてそれを一旦頭から外して寝かせること。そして育ってきたアイデアは別の場所に移すということが、著者の具体例と共に書かれていて、実用書として機能する良書だと思います。
246 人中、214人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
忘却のススメ。,
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レビュー対象商品: 思考の整理学 (ちくま文庫) (文庫)
考えること、思考の整理方法について、体系的に書かれた入門書。最初の「考えを醗酵せよ。寝かせろ」と書かれた章は、 ジェームス・ヤング著「アイデアのつくり方」と全く同じ事を言っている ので、驚きました。 1986年に書かれた本なので、インターネットに関する記述が無いなど それでもなお今でも通用する部分が多々あります。 目からウロコだったのは、「忘却する努力をせよ」ということ。 そして、思考の整理という観点から眺めると、 工場でいう整理とは、いらないものを捨てること。 目からウロコでした。今まで詰め込み教育をされており、 また、著者はこんなことも言っています。 「話を聞いて、つまらないと思ったことをノートに書きなさい。 どういう意味だと思いますか??かなり逆説的な意味ですが。。。
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