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思考と言語におけるマッピング―メンタル・スペース理論の意味構築モデル
 
 

思考と言語におけるマッピング―メンタル・スペース理論の意味構築モデル [単行本]

ジル フォコニエ , Gilles Fauconnier , 坂原 茂 , 三藤 博 , 田窪 行則
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

意味を生み出し,伝え,理解するという人間の認知能力の要となるのは,心的に構成された領域間のマッピング(写像)である.そのプロセスを調べていくと,人間の認知システムのメカニズムもわかってくる.認知言語学の有力な考え方であるメンタル・スペース理論をもとに,意味理解と推論の一般的なプロセスと原理を述べる.

内容(「BOOK」データベースより)

意味を生み出し、伝え、理解するという人間の認知能力の要となるのは、心的に構成された領域間のマッピング(写像)である。そのプロセスを調べていくと、人間の認知システムのメカニズムもわかってくる。認知言語学の有力な考え方であるメンタル・スペース理論をもとに、意味理解と推論の一般的なプロセスと原理を解明する。

登録情報

  • 単行本: 260ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/9/26)
  • ISBN-10: 4000054465
  • ISBN-13: 978-4000054461
  • 発売日: 2000/9/26
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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This book explores a simple idea: that mappings between domains are at the heart of the unique human cognitive faculty of producing, transferring, and processing meaning. 最初のページを読む
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5つ星のうち 3.0 原書の方が読みやすいな~。, 2001/11/30
レビュー対象商品: 思考と言語におけるマッピング―メンタル・スペース理論の意味構築モデル (単行本)
この本はGilles Fauconnierの"Mappings In Thought And Language"の和訳版である。Fauconnier氏はフランス人でありながら、実に明解な英語を話し、彼の書く英文もまた明瞭である。
その一方でこちらの和訳版は、やたらと文章が難しくて、読みにくいものになっている。(往々にして洋書の翻訳版は読みにくいものである。)また、坂原氏、田窪氏ら「認知言語学」の大御所が訳に参加しているものの、彼ら独自の訳者注はほとんどなく(1章の最初と、結論の直前に少しだけみられる程度)、そういう意味でも物足りない。ほぼ同じメンバーが翻訳に参加している前作"Mental Spaces"の訳本(新版)には、背景知識を網羅した訳者の解説がついていて、少なくともその部分だけは一読に値したのだが、今回はこのようなまとまった解説もなく、「訳者あとがき」として数ページのスペースを割いてあるにすぎない。
以上のような点からも英語が苦にならないのであれば、ぜひ原書で読むことをお勧めしたい。
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5つ星のうち 5.0 メンタル・スペース理論の応用例, 2001/11/30
父 「俺の全盛期には、ピーター・アーツなんてイチコロだったぞ!」
息子「へ~、お父さんってすごかったんだね~~!」
母 「それはあたりまえでしょ。だってお父さんの全盛期にはアーツはまだハイハイしてただろうからね。」
これはK-1の試合を観ていた家族の会話だと思ってほしい。(本書の中の例ではプロレスの話になっているが、分かりやすく手を加えた。)
この会話がユーモラスに思えるのはなぜか?ここで「母」は非常に機転のきいた切り返しをしている。というのも「母」は「父」が言いたいことを十分に理解した上で、揚げ足をとっているからである。
「父」は若かったころキックボクシングをしていた自分と、ブラウン管の中で活躍するファイターを彼の精神世界(メンタル・スペース)の中で戦わせている。「母」はそのことを分かっていながら、あえて若いころの「父」と、同じ時代の(おそらく30年ほど前の赤ん坊だった)アーツを彼女の精神世界の中で戦わせる。
この「父」と「母」の精神世界の構造のギャップがこの会話をユーモラスにしている。
我々は日常「あの人はオモシロイ」だの「あの人はツマラナイ」だのと人を評価するが、この面白さの程度差は、上の例に見られるような他人の「精神世界」と自分の「精神世界」との間にギャップを作り出す能力の差に還元できるのかも知れない。
このように、本書は前作"MentalSpaces"で紹介されたメンタル・スペース理論の応用例と見なすことができよう。
もちろん、従来の言語学でも関心事となっていた、時制やムードの研究への応用も試みており、言語学通にとっても、また言語学をあまり知らない人にとっても興味深い本であると思う。
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5つ星のうち 3.0 初心者には難しい, 2004/2/3
By カスタマー
レビュー対象商品: 思考と言語におけるマッピング―メンタル・スペース理論の意味構築モデル (単行本)
 言語学初心者の私には難しい内容でした。大学の講義でメンタル・スペースの存在を知ってから興味を持っていたのですが、まさかこんなに難しいものだったとは。専門外の内容なために中々理解できずに戸惑いました。ただし、言語学を研究なさっている方にとってはいい本だと思います。メンタル・スペース自体はまだまだ研究の余地が残されている新しい概念だと思うし、中級者以上の方にお薦めします。実際に難しいことを書いている時には、具体的な英文の例が載っていますし、初級者の方でも分からないことはないと思いますが・・・。
 
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