気になる作家の一人、池田ソウコさんの単行本が出るということで
発売日にいそいそと書店へ。
表題作は高校生同士、そして、その他漫才師同士、(この2作品は最近のもの)
ヤクザ×医師、イタリア人画家×旅行中日本人、常連客×喫茶店店員(古め)
となっています。
表題作が抜群に良いと思います。
高校生の自意識過剰さ、ひりひりした恋の痛みがよく表現されていて、切ないです。
続編希望します。
漫才師のお話は、かわいいのひとこと。大阪弁が飛び交ってます。ボケ×ツッコミです。
ボケがヘタレの典型、ツッコミはツンデレの典型ですが、双方とも、愛情の深さは、五分五分。
「バカップルから夫婦になってしまえ!」と読んでいて中られました。
古めの作品群に関しては、成長の過程が見られますので、作家さんの作風の変遷や、絵の変化を実感する、といったところでしょうか。
心理描写が丁寧になり、絵の野暮ったさが抜けました。その分、全体的に細い印象になりましたが…。
今後、幅が広がっていきそうな、期待できる方です。
このまま、コンスタントに、作品を描いて欲しいと思います。